これまでスズキから数々の名車が誕生しているがどれも小さなクルマばかり。そこで各世紀ごとにスズキからナンバーワンをチョイス。21世紀ベストはもちろん本格クロカンが楽しめるジムニー。では20世紀ナンバーワンは?
※本稿は2023年4月のものです
文/片岡英明、写真/SUZUKI、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年5月26日号
■小さなクルマで高い人気を誇る2台
軽自動車の常識を変えた革命児が初代ワゴンRだ。限られたサイズのなかで4人が快適に座れ、荷物も積みやすいように背を高くしている。
その名のようにワゴン感覚で使えるからヒットし、ハイトワゴンブームを巻き起こした。助手席側だけの後席ドア仕様に加え、5ドアを投入するなど、ユーザーニーズに応えた姿勢も高評価だ。
21世紀の傑作は、頑なに本格派のクロカン性能にこだわる現行ジムニーと兄貴分のジムニーシエラである。マニアも納得の出来栄えだ。
【画像ギャラリー】傑作軽自動車を生み出す小さな巨人!! 20世紀・21世紀のスズキを代表する初代ワゴンR&現行型ジムニー(18枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方スズキはこの二車種だけでなく、数多のジャンルにて創始者であります。アルトもそうですよね。ニッチな車種でも調べてみると多くの”軽初””日本初”が✨たとえばスペーシアベースだと一台で一九個、ツインでは軽初のハイブリッドも!s-エネチャージから始まったエコ技術や驚きの無駄のなさ&軽さも正義だと感じます。
ワゴンRの前にホンダのステップバンが出てこない所を見ると、世代ギャップを感じます。
元祖はステップバンと信じている50代です。
ステップバンとワゴンRの時代の差、そしてコンセプトや開発背景を考えるとステップバンが元祖は少し無理があると思います。ステップバンに学んだのはエブリイではないでしょうか。
スズキがなければ日本の車はここまで高い評価はされていなかったでしょうね。こういう記事に感謝です。