トラブル多発!?? 「バッテリー上がり」を防ぐにはどうしたらいい? 夏ドライブを楽しむための対策教えますっ!   

■バッテリーの平均寿命は3年! 最低月1回の点検をしよう

バッテリーの寿命は、使い方にもよるが一般的に約3年前後である。もし違和感を感じたら、ディーラーや整備工場で点検と交換をしてもらおう(写真:cherylvb-stock.adobe.com)
バッテリーの寿命は、使い方にもよるが一般的に約3年前後である。もし違和感を感じたら、ディーラーや整備工場で点検と交換をしてもらおう(写真:cherylvb-stock.adobe.com)

 バッテリーは、使っていくうちに劣化が進み、いずれ交換が必要となります。

 バッテリーが弱ってきた時の兆候として、ライトが暗くなったり電装品の動作が鈍くなったりするなどの症状が表れるといわれることもありますが、近年のバッテリーはギリギリまで性能を維持し、ある日突然動かなくなることがほとんどです。

 そのため、最低でも1カ月に1回はバッテリーの確認をした方がよいでしょう。

 バッテリーの寿命は、一般的に3年前後といわれています。ただし、この寿命はあくまでも一般的な平均寿命です。

 車の使い方、動かす頻度、1回あたりの走行距離などによって、バッテリーの寿命は変わるため、定期点検を行っておくことをおすすめします。

 もし、車を動かすときにエンジンがかかりにくかったり、パワーウィンドウの動作が鈍かったりするなど、ちょっとした違和感を感じたときは、ディーラーや整備工場などに車を持ち込んでバッテリーの点検をしてもらいましょう。

 点検してもらった結果、バッテリーの交換が必要となれば、バッテリー交換してください。

■バッテリーが弱る季節は特に注意!!  定期的な点検でトラブルを防ぐ

暑い夏場や、冬場に使うエアコンによって、バッテリーへの負担が増える。バッテリーのトラブルにならないように点検していこう(写真:DimaBerlin-stock.adobe.com)
暑い夏場や、冬場に使うエアコンによって、バッテリーへの負担が増える。バッテリーのトラブルにならないように点検していこう(写真:DimaBerlin-stock.adobe.com)

 バッテリーは、夏や冬によくトラブルが起きます。なぜなら、温度によって化学反応が活発になったり鈍くなったりするとともに、エアコンや電装品などを使う頻度が多くなるからです。

 夏は温度が高く、化学反応が活発になり自己放電や劣化が進みやすくなります。また、エアコンの使用などによってバッテリーへの負荷が増大。その結果、バッテリーのトラブルが起きやすくなります。

 いっぽう、冬は気温が低く、化学反応が鈍くなりバッテリーの性能が低下するため、エンジンがかかりにくくなるなどのトラブルが増えます。

 車に不可欠な部品のひとつであるバッテリーは、定期的な点検によって、トラブルを防ぐことができます。

 トラブルが起きないようにするためにも、月1の目視点検や定期的なテスター/チェッカー点検をしておきましょう。

※本記事では12Vの鉛バッテリーについての解説となるため、ハイブリッド車の駆動用バッテリーや電気自動車のバッテリーについては、ディーラーや整備工場などに問い合わせてください。

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