■セリカXX/1981年7月~1986年2月
デートカー全盛時代、リトラクタブルヘッドライトがめちゃくちゃカッコよかったのがA60型セリカXX。ちなみにXXの呼び方はダブルエックス。
リトラといえばプレリュードだったが、あちらはナンパ、セリカXXはどちらかというとスポーティで硬派なイメージだった。
また6月12日、富士スピードウェイは旧車を一緒に楽しむコミュニティ『Vintage Club by KINTO』との初コラボ企画として、セリカXXの試乗会を8月21日に開催すると発表するなど、現在、注目を集めている。
搭載されるエンジンは5M-GEUの直6、2.8Lをはじめ、1G-EUの2L、直4SOHC、そのターボ版であるM-TEU、そして1G-GEUの2L、直6ツインカムエンジンを搭載。
ブラックアウトされたフロントノーズとリアバンパー、ボディサイドに「TWINCAM24」のデカールが入った友人のXX 2.0GTが懐かしい。今見ても、これだけシャープなデザインのクルマはなかなかない。まったく色褪せていないと思う。
10年ほど前にセリカXX2.0GTを運転したことがあるが、スポーツカーというより、GTカーに近い運転感覚で、とにかくあのカッコよさが目に焼き付いている。
中古車検索サイトでセリカXXの流通台数は7台、中古車価格帯は378万~659万円。そのうち価格応談は3台だった。1980年代から1990年代にかけてカーセンサーを暇さえあれば見ていた筆者だが、これしか残っていないとは驚き。寂しいかぎりである。
コメント
コメントの使い方セリカXX GT-FOURもカッコいいけどSILVIAは先代の方が好き