■ダイナミックシールドが強烈な三菱
●1位:デリカミニ/デリカを超えておる!
三菱のデザインアイコンと言えば、ダイナミックシールド。美ではなく、強烈なダイナミックさを表現したものだ。オフロードイメージが売りの三菱としては、的確な手法だったが、フロントフェイスが平面でないと生きてこないのが難点だ。
デリカミニは、eKスペースをベースに、フロントに穏やかで自然なダイナミックシールドを取り入れ、細部をオフロードテイストに装飾することで、シンプルで力強いデザインに仕上げている。
この手法は、ノーズが平面ではないモデルにも活用できるはず。期待したい。
●2位:アウトランダーPHEV/端正なフォルム、心に刺さる
アウトランダーPHEVとデリカD:5は、従来のダイナミックシールドの成功例。男らしさムンムンのインパクトはいまだ健在だ。
●3位:デリカD:5/強烈なシールドだ!
●歴代1位:i(アイ)/三菱の突然変異
三菱iの登場は衝撃だった。それまでの三菱車のデザインとはまったく異質な未来的なフォルムは、宇宙船、あるいは宇宙服(?)を思わせた。ミドシップレイアウトながら、マンマキシマム・メカミニマムを実現しており、日本の自動車史に燦然と輝く突然変異と言える。
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