スプラッシュは欧州仕立ての本格派だった!! 良品廉価で個性タップリなスズキの歴代登録車たち

■2000年代以降も唯一無二のモデルばかり

●ミニバンとハッチバックを融合した意欲作/エリオ(2001年)

スズキ エリオ(2001年)
スズキ エリオ(2001年)

 カルタスの跡を受け継ぎ、ミニバン風のテイストも感じる小型5ドアハッチバック。新開発のプラットフォームと1500ccエンジンを採用した意欲作。リアが個性的で手頃な価格もウリ!

●デザインbyイタルデザイン。クロスオーバーHB/SX4(初代/2006年)

スズキ SX4(初代/2006年)
スズキ SX4(初代/2006年)

 当時、珍しい小型クロスオーバーハッチバックとして誕生。FIATと共同開発の世界戦略車だが、スズキが設計と生産を担っている。WRカーベースを前提し、ボディ構造の強化も図っていた。

●欧州生まれのミニマム背高クロスオーバーハッチ/スプラッシュ(2008年)

スズキ スプラッシュ(2008年)。ハンガリーで生産され、オペルにOEM展開もしていた
スズキ スプラッシュ(2008年)。ハンガリーで生産され、オペルにOEM展開もしていた

 小型の世界戦略車。2代目スイフトをベースに、ひと回り小さなトールボディに仕上げた、唯一無二の個性派。欧州を主力に開発され、走りのよさにも定評がある。日本向けも欧州で生産されたモデル。

■スズキの登録車が魅力的な理由

ジムニーシエラ(2018年) 軽クロカンのジムニーをベースに、ワイドトレッド化。より迫力あるスタイルに仕上がっている。エンジンもより力強い1.5L、直4へと換装し、走破性向上。人気もナットク!
ジムニーシエラ(2018年) 軽クロカンのジムニーをベースに、ワイドトレッド化。より迫力あるスタイルに仕上がっている。エンジンもより力強い1.5L、直4へと換装し、走破性向上。人気もナットク!

 小型クロカンとして大ヒット中の「ジムニーシエラ」や、お手頃スポーツカーとして人気が続く「スイフトスポーツ」などに代表されるように、ここ数年誕生したスズキの登録車たちも魅力に溢れている。

 その誕生の土台となっているのが、スズキの「やるなら世界一を目指す」という企業風土。スズキの登録車は世界戦略車が中心。その市場にはこだわりを持つユーザーが多い欧州も含まれるため、品質や機能だけでなく、走りにも妥協はない。

 世界で認められるために、決して値段相応ではなく、価格以上の魅力を追求して開発されている。そのチャレンジ精神が、世界で戦える高コスパの登録車を生み出すのである。

 それがスズキ登録車に熱いファンが多い理由なのだ。

■現行車も魅力満載

●可愛くもタフなミニSUV/イグニス(2016年)

スズキ イグニス(2016年)
スズキ イグニス(2016年)

 取り回しに優れる新ジャンルのクロスオーバーとして登場。デザインの随所に、往年の名車のディテールを採り入れることでスズキらしさを表現している。

●お手軽本格スポーツ/スイフトスポーツ(2017年)

スズキ スイフトスポーツ(2017年)
スズキ スイフトスポーツ(2017年)

 国産エントリースポーツとして、人気再上昇中! スイフトをベースに各部を強化。140ps/23.4kgmの1.4Lターボを搭載し、刺激的なホットハッチに仕上げている。コスパもバツグン!

●高い走破性を受け継ぐSUV/エスクード(2015年)

スズキ エスクード(2015年)
スズキ エスクード(2015年)

 この現行型からフレーム構造のFRからモノコックボディのFFベースに。結果、大幅な軽量化と乗用車性能が向上。最新仕様は1.5Lハイブリッドの4WDだ。

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