やむを得ず冠水路を走ってしまったら…
冠水路を走行してエンジンが停止しなかったとしても、その後にトラブルが起きる可能性があるので、まずは購入店やカーショップに連絡して整備を受けたい。
また、駐車中に水没してしまった場合も、クルマが深刻なダメージを負っている可能性があるので、こちらも一度整備を受けることをお薦めする。
水没したハイブリッド車や電気自動車は感電する!?
ハイブリッド車や電気自動車は高電圧システムを搭載しており、これらが「水没してしまった場合には感電の危険があるので触らないほうがいい」と言う人もいる。
自身がガソリンやディーゼル車なら、「関係ない話」と思うかもしれないが、目の前でハイブリッド車や電気自動車に乗った人が被害に遭っているのを見ると……。「無視はできない。でも、感電するなら触りたくない」と思うのは普通だろう。
しかし、結論から言うと、「触っても感電しない」のだ。
各メーカーとも、高電圧部品にはさまざまな対策を施しており、感電や漏電など起きないように設計されている。なので、クルマに大きな損傷がある場合を除き、水没したとしても感電の危険はないことは知っておきたい。
ただし、水没後のハイブリッド車や電気自動車では、「パワースイッチをオンにする」「充電する」といった行為は控えるべき。万が一水没した場合は、すみやかに購入店やディーラーなどへ連絡してほしい。
駐車中に水没……などは防ぎようがないかもしれない。ただ、テレビなどでニュースを見ていると、迷うことなく冠水路に突進している人もいるので、冠水路を走ることで何が起こるか知らないのでは? と思ってしまう。
雨の日も走れるクルマだけど、完全防水というわけではないことをよく理解しておきたい。
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