炎天下は避けるべし!! 「夏洗車の落とし穴」にご注意を

洗車グローブがあると、余計な力を入れずに洗える

 一般的な洗車用スポンジでは、しっかりと握りながら滑らせる必要があるため握力が必要。おすすめなのは、手にはめるタイプの洗車グローブです。握力不要で、細かい部分も指をいれることで洗えますし、両手に付ければ広い面積を素早く洗うことができます。

 なかでもお薦めしたいのが、シュアラスターの「ウォッシンググローブ」。天然羊毛製で柔らかいので、キズが付きにくいという特徴があります。よく泡立てた泡をグローブで拾って、そのままボディラインに沿ってそっと撫でれば、力不要ながら、丁寧ですばやい洗車が可能。複雑なバンパーデザインのクルマであっても、グローブだと曲線に沿って毛先が入るので、キズが付く心配が少ないのもよいところです。

筆者私物の洗車グローブ。ソフトな手触りで、ボディ表面をなでるように洗うことができる
筆者私物の洗車グローブ。ソフトな手触りで、ボディ表面をなでるように洗うことができる

大きめのマイクロファイバータオルで素早く拭くこと

 前述したイオンデポジットやウォータースポットを防ぐためには、ボディを水で流したあと、すぐに拭き取ることがもっとも重要。水滴や拭き痕が残らないよう撫でるだけで吸水してくれる、大きめの拭き上げ用タオルがベターです。

 おススメは、幅60センチ、長さ120センチほどの大き目のマイクロファイバータオル。ボディ表面の水分を一瞬で吸水してくれ、面積が大きいので、吸水後に小まめに絞る必要がありません。この手の吸水タオルは、新品に近いほど吸水力が強いため、何度か使用して拭き取りが甘くなったな、と感じたら、思い切って新しいタオルへ切り替えるようにしてください。

イオンデポジットやウォータースポットを防ぐためには、ボディを水で流したあと、すぐに拭き取ることがもっとも重要(PHOTO:Adobe Stock_ Rummy & Rummy)
イオンデポジットやウォータースポットを防ぐためには、ボディを水で流したあと、すぐに拭き取ることがもっとも重要(PHOTO:Adobe Stock_ Rummy & Rummy)

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 暑い夏場でも、大切なカーメンテナンスのひとつである洗車は、できるかぎりしておきたいもの。ただ、そうはいっても体調も大切。便利グッズを賢く取り入れて、クルマにも人にもやさしい洗車を心がけてください。

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