取り外し困難……でも変えたい!! ちょっと古いクルマの純正ナビはどうしたらいい!?

取り外し困難……でも変えたい!! ちょっと古いクルマの純正ナビはどうしたらいい!?

 乗り換えるほどでもないけど、さすがにナビが古すぎる!! スマホナビじゃなくて据え置きがいい!! など、どうすりゃいいか迷っている人も多いハズ。そう、ちょっと古めの、それも取り外しの効かない純正ナビはどうしたらいいのか!? 対策教えてーーー!!

文:会田肇/写真:ベストカーWeb編集部

■収まりいいけど超厳しい……でも純正ナビは交換可だった

昨今のクルマも同様だが、10年以上前のモデルは専用設計の純正ナビが相当数存在したのだ
昨今のクルマも同様だが、10年以上前のモデルは専用設計の純正ナビが相当数存在したのだ

 純正ナビの良い点として長いこと言われ続けてきたのが、車内のインテリアとのマッチングを重視した、優れたフィッティング性だ。

 最近はその特徴が車両側の機能と連携するようにもなり事実上、取り外して市販カーナビと交換することは難しい状態になっている。

 それでも車両側の機能と連携しない時代のカーナビなら交換できる可能性は十分ある。今回はそんな少し古めの純正ナビを交換する方法について解説したい。

 まず最初にお断りしておきたいのは、これから解説する方法は車種によって仕様が細かく違っているため、必ずしもその方法が100%当てはまるとは限らないということ。

 また、取り付けのためにはコネクターや専用キットなどの準備が必要となり、これが一つでも欠けると取り付けはできなくなってしまう。市販カーナビを購入するのは、くれぐれも取り付けができる準備が整ったことを確認してからにして欲しい。

■社外パーツで解決!! 純正サラウンドシステム車でもイケる

純正サラウンドシステム装着車の場合、ナビ交換は一筋縄で行かず……。でも専用パーツで解決の可能性大
純正サラウンドシステム装着車の場合、ナビ交換は一筋縄で行かず……。でも専用パーツで解決の可能性大

 さて、純正ナビは取り付け状態に応じてふたつに大別される。一つは純正ながら2DINサイズにディスプレイと共に収まっているもの。もう一つは専用の化粧パネル内に収まっているものだ。

 前者は専用のオーディオシステムと繋がっていないタイプなら、変換コネクターを介することでだいたいは交換できる。

 単純に交換ができないのは後者で、これは変換コネクターだけでは、たとえばサブウーファーから音が出なかったりする。

 そこで必要となってくるのが、これらのシステムに対応したアダプターを組み合わせることだ。

 そのアダプターとして知られているのがBeat-Sonicの「サウンドアダプターシリーズ」で、ホームページの言葉を借りれば、これを使うことで「純正ナビがいるように見せかけたり、いなくても済むような回避策」として使うことができるという。

 つまり、アダプターを介することで、擬似的に純正が機能しているように見せかけるわけだ。

 特に「サウンドアダプターシリーズ」で嬉しいのは、今回の趣旨にピッタリの“少し古めの純正ナビ”に数多く対応していることだ。

 たとえばトヨタ車ならJBLプレミアムサウンドやスーパーライブサウンドといった専用オーディオシステムにも対応。

 日産ならBOSEサウンド、三菱ならロックフォードフォズゲートなどにも対応できる。注意点としては、生産終了品も少なくないこと。まずはここから適合しているかどうかを確かめてみることからスタートしよう。

次ページは : ■専用パネルでも諦めるな!! 最新ナビにアップデートも夢じゃない

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