本格クロカンながら優れた環境性能!! ジープ「ラングラー」
ラングラーは、ジープブランドの原点「ウィリスジープ」のコンセプトを、もっとも色濃く残す本格クロカンモデルだ。丸型ヘッドライト、台形ホイールアーチ、7スロットグリルといったジープブランドのアイコンは、親しみと安心感を与えてくれる。
伝統的なラダーフレームと電子制御4WDシステムが織りなす本格的な悪路走破性に加え、PHEVモデルも設定されており、優れた環境性能との融合を味わえる。
アルミ製モノコックを採用するひと味違った本格クロカン ランドローバー「ディフェンダー」
イギリスのランドローバー社がラインアップする本格オフロードモデルである「ディフェンダー」。1983年〜2016年まで基本設計を変えずに販売が続けられ、各国の軍用車両や警察・消防車両などに採用されてきた。その武骨なデザインは機能美そのもので、あえてモダンなブラッシュアップをしないストイックなところが魅力だった。
現行型は2019年にフルモデルチェンジとなったもので、ラダーフレームではなくアルミニウム製のモノコックフレームが採用された。「ラダーフレームでなければ本格クロカンとはいえない」という意見も出てきそうだが、ディフェンダーの採用する新アーキテクチャ「D7x」はランドローバー史上もっとも頑丈な構造で、従来のラダーフレームに比べて3倍のねじれ剛性が確保されているとのこと。
この基本構造に、電子制御4WDシステムやエア・サスペンション・システム、車両統合制御システムなど最新デバイスが備わるディフェンダーは、ひと味違った本格クロカンに仕上がっている。
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ランクル250は、本格クロカンとしての性能はもちろん、見た目のかっこよさや最新デバイスの搭載など、先代プラド以上の人気を得ることは間違いないだろうが、これら世界の名だたるクロカンは、オフロード性能の高さはもちろんのこと、ブランド力の高さも魅力。強力なライバルたちが迎え撃つなか、あえてラグジュアリー系に走らず、質実剛健で使えるクルマを目指したランクル250は、はたして、世界市場でどのように受け入れられるのか。登場が楽しみだ。
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