発売迫る!! クラウンシリーズの最人気モデル「スポーツ」の魅力と期待

ランクル250も、クラウンスポーツのライバルか!??

 この新型クラウンスポーツとライバルとなる国産モデルは、ジャンルや価格帯、パワートレインなどを考慮すると、「トヨタ ハリアー」「レクサスNX」「三菱アウトランダーPHEV」「マツダCX-60」あたりだろうと思っていたが、先日世界初公開された新型ランドクルーザー250も有力なライバルとなり得る。

 ハリアーは、内外装デザインやボディサイズ、動性能から価格まで、全てが「ちょうどよい」レベルでまとまっており、手軽で手に入れやすい一台。CX-60は、クラウンスポーツにはない直6ディーゼルのパワートレインがあるのが魅力で、燃費(WLTCモード)も、3.3L直6ディーゼルで19.8km/L(XD 2WD)、直6ディーゼル+48Vマイルドハイブリッドでは21.0km/Lにもなるという驚異の性能を誇る。

 レクサスNXは特にインテリアがダントツでオシャレだ。多種あるパワートレインも、最量販グレードの350hを中心にどれを取っても魅力的。アウトランダーPHEVは走行性能の高さが魅力。先代から踏襲するツインモーター4WDと、4駆制御のS-AWCにブレーキ制御も追加されるなど、悪路走破性から一般道のコーナリングシーンも抜群の性能を誇り、「何処でも安心して走れる」というフレーズが最も似合うモデルだ。

 新型ランドクルーザー250は、刷新された「無骨なエクステリア」が特徴的で、シリーズ初のハイブリッドユニット「2.4Lターボハイブリッドガソリン」も大いに期待ができる(日本仕向けには設定ないのが非常に残念)。高いリセールが見込めるのも、新型ランクル250の強みといっていいだろう。

新型ランクル250には、グローバルで5種類ものパワートレインが設定されている。日本仕向けは、現行150系プラドの2種のエンジンと同スペック(チューニング変更程度はあるはずだが)と、寂しい限りだ
新型ランクル250には、グローバルで5種類ものパワートレインが設定されている。日本仕向けは、現行150系プラドの2種のエンジンと同スペック(チューニング変更程度はあるはずだが)と、寂しい限りだ

オンロードの走りとスタイリングの良さにこだわるならば、新型クラウンスポーツ一択!!

 新型ランクル250の人気と実力は侮れないものの、走りにこだわりがある人ならば、やはり新型クラウンスポーツのほうにそそられると思われ、こうしてライバル車と比較してみれば、新型クラウンスポーツの魅力が光っていることがわかる。

 走行性能の高さはもちろんのこと、デザインや伝統といった全ての面で、注目される存在となるのは間違いない新型クラウンスポーツ。2023年10月とウワサされている発売が待ちきれない!!

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