■220系クラウンRSのターボモデルは中古でおいくら?
スポーティな意匠を纏ったRS系のターボモデルの新車時価格は、装備をかなり厳選した「RS-B」であっても約500万円と、クラウンの名に恥じない立派なものとなっていた。
では旧型となった今ではどのくらいの値段で狙うことができるのかというと、なんと乗り出し350万円以内で購入できる個体も複数存在する状況となっているのだ。しかも過走行車や修復歴のあるような車両ではなく、トヨタディーラー系中古車店が扱う手厚い保証が付いたものも狙うことができる。
さすがに初期型の2018年式近辺が多くはなっているが、幸か不幸か220系クラウンは外装の意匠が変わるようなマイナーチェンジを一度も実施していないため、よほどのマニアでない限り年式を一瞬で判別することは難しいため、高年式車に引け目を感じることは少ないだろう。
さらにデビュー直後のクラウンを購入するユーザーは、昔から上級グレードを指名買いする人が多いようで、乗り出し350万円前後で中古車情報サイトに掲載されている多くが最上級グレードの「RSアドバンス」であることも見逃せない。
今ではちょっとしたコンパクトなクロスオーバーモデルでも、オプションを追加すると簡単に乗り出し350万円ほどになってしまうことを考えると、当時のトヨタのフラッグシップセダンがこの価格で購入できるのはバーゲンセールと言っても過言ではないだろう。
日本の交通事情にマッチした端正なスポーツセダンが欲しいと思っていて、現行型のクラウンの変わりぶりに憤っている人は、ぜひ先代モデルに目を向けてみてはいかがだろうか。
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