コスパに定評のあるCX-60だが500万円未満のクルマで上質感を比べた時、やはりコスパはピカイチ!! ではもし価格に上限がなければ贅沢感のある国産車はどれになるのだろうか?
※本稿は2023年9月のものです
文/西川淳、写真/MAZDA、TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年10月10日号
■驚異的な上質感のインテリアが映える!
まず、500万円未満。上質さの着眼点はさまざまだが、まずはドライバー視線で考えて、内外装の見栄え質感とドライブテイストあたり。さすがに500万円未満で両方を兼ね備えるのは難しい。
この10年でマツダはすべてのモデルにおいて前者を重視しブランド価値を上げてきた。最新モデルCX-60は、走りの評価こそ分かれたものの内外装の見栄え質感は抜群だ。
特にインテリア。この価格帯では驚異的。素材の絞り込み、素材に合ったデザイン、素材を生かしたカラーコーデなどなどデザイナーの目が隅々まで行き届いている。次点は日産ノートオーラ。
■2ドアクーペ&オープンの組み合わせが贅沢感を演出
500万円以上になると逆に両方を兼ね備えてほしいと思う。やはり国産唯一のプレミアムブランドであるレクサスから選ぶ。プレミアムモデルは高くなればなるほど上質(当たり前)なのでLSかLCとなり、上質さとは気分の問題でもあるから、贅沢な2ドアクーペ&オープンのLCに軍配を上げたい。
乗り手は圧倒的なデザイン的存在感を意識して乗り込む。その気分で眺める景色としてLCの内装は上等だし、選択肢がいろいろとあることも気分をさらに盛り立てる。乗り味も最近ブラッシュアップされた。もう少し待てばLMやセンチュリーSUVもアリだろうけど。
次点は、現時点ではアルファード&ヴェルファイアか。
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