飛ばせばどんなクルマだってスポーティ。でも、一般道を普通に走っている時にも高いスポーツ性を感じられるクルマがいい。
※本稿は2023年9月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/MAZDA、TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年10月10日号
■「一般道」だとスーパースポーツは対象外!
「一般道での」という条件を付けられた時点でGT-RやZといった400psオーバーのクルマは候補から落ちる。GRカローラのような300ps超えのモデルも少しばかり厳しい。一般道だと使い切れないです。
ということで候補は86/BRZとロードスターということになると思う。どちらも一般道でスポーティな走りを楽しめる上限のパフォーマンスかと。ロードスターの1.5Lだって最高速200km/h近いのだった。
どちらが上かとなれば、個人的には2Lエンジンを搭載するロードスターRFが一番。以下86、ロードスター1.5の順番。RF、乗ると素晴らしい! 電動TOPじゃなくアメリカや欧州のようなオープンボディがあったら頭抜けている。
ということで今回は頭抜けているほどじゃないけれど、僅差でロードスターRFとしておく。オープンエアモータリングを楽しめる点も高く評価したい。次点は86/BRZでございます。
●次点にくるのは?
次点は86/BRZ。パワフルすぎないエンジン(2.4L・NA、235ps)とFRレイアウトで飛ばさなくても楽しい。
【画像ギャラリー】スーパースポーツが持て余す一般道なら彼らの出番だ!! マツダ ロードスターRF&トヨタ GR86(32枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方見た目は「どんどん弄って自分色に染めて下さい」っていうプレーンさなのに、買った状態で万事事足りるほど高水準に整っているのがGR86/BRZ。
これを日本でだけは300万で買える。この幸運を多くの人が気付くのは、新車で買えなくなってからなんでしょうね。
EVやHVスポーツカーが主流になって、間違いなく再評価され値上がりしていくモデルです。乗れば分かる完成度