WRX S4が一部改良で再び先代型と同じく大型リアウイングをオプション設定したのだが、やはりスポーツモデルらしい趣はある。でも、そもそも公道を走る量産車の場合はどの程度の意味合いがあるのだろうか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/スバル、トヨタ、三菱、ベストカー編集部
■復活したS4の大型リアウイングは実はキャリーオーバー?
WRX S4が2023年秋の一部改良でアプライドD型へ移行し、先代型WRX S4、そしてSTIにオプション設定されていた大型リアウイングを復活させた。現行型からディーラーオプションでの小さなフローティングタイプしか設定されていなかったのだが、今回からまたデカッパネが復活。
実はこの大型リアウイング、先々代モデルとなるWRX STIのGVB型からその次のVAB型、そして現行VB型と3代続けてのキャリーオーバー品だったりする。そのあたりを以前、スバル開発陣に聞いてみたのだが、「ダウンフォースを得るのに、手を加えなくても現状で充分な性能を得ているから」との理由で使い続けているのだそうな。
まあ、それはさておき、かつては大型リアウイングがメーカー各社のスポーツモデルには用意されていたものだが、最近はあまり見なくなってしまった。担当も以前は派手なリアウイングを持ったランエボVIトミー・マキネンエディションを所有していたくらい。
そこで気になるのがこの大型リアウイングの効果。実際のところ、公道ではどのくらいの効果があるのだろうか?
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