■クロスオーバーの未来はアカルイ
そうなるとクロスオーバーは、実用/低価格志向の軽自動車やコンパクトカーを除くと、最後の売れ筋カテゴリーになる。しかも比較的容易に開発できるから、世界中の自動車メーカーがクロスオーバーに群がり、甘い汁を貪欲に吸っている状況だ。
まだ知られていない新しいクルマのカテゴリーはあるのだろうか。それを生み出せないとしたら、クロスオーバーを定着させて、甘い汁を吸う時間を長く保つしかない。
今後はさまざまな車種にクロスオーバーが設定されるだろう。また外観のカッコよさとは違う新しい魅力を創造するために、クロスオーバーを使いこなす研究開発もせねばならない。
背の高いボディを生かし、床下に駆動用電池を敷き詰めた電気自動車は、クロスオーバーの新しい活用方法だろう。
これからの発展が最も期待されるカテゴリーだ。
【番外コラム】 生産終了が惜しい! ある意味究極クロスオーバー
今はラインアップから外れてしまったが、クロスオーバー特集にまさにふさわしいのがこちらイヴォークのコンバーチブル。
SUVとオープンの組み合わせはまさに究極だ。かつてアメリカ市場でムラーノのオープンモデルもあったけど、こういうの、売れるかどうかわからないのにメーカーとしてよくやるよね。
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