昨今は白と黄色を切り替えられるようになった
ただやはり、実際に白色LEDフォグランプで霧や雪に遭遇し、「役に立たなかった」と感じた人も少なくないようで、昨今は交換用パーツも多く出ている。黄色のフォグランプに交換したり、後付けのフォグランプを追加する方もいるそうだ。
このため昨今は、普段は白で、いざというときには黄色に切り替えることができる、「バイカラーLEDフォグランプ(切り替え式)」がメーカーオプションで用意されている。またアフターメーカーからは、トヨタ純正LEDフォグランプ付車で、フォグランプスイッチをON/OFFして発光色を変更できるような商品も出ている。住む地方などによっては、実用性を捨てるわけにはいかずに黄色にしているけど、ほんとは白にしたい、という人もいるはず。こうした悩みにアプローチできるようになったことは喜ばしいことだ。
◆ ◆ ◆
近年は、オートヘッドライトの義務化(2020年4月から販売されている乗用車は必須)の影響もあり、以前よりもライト装置を操作する機会が減っているように思う。ましてや、フォグランプが必要となる状況に遭遇することのない大半の人にとっては、自車にフォグランプが備わっていること自体を忘れているかもしれないが、その役割が終わったわけではない。ただ、ヘッドライト自体にフォグランプの代わりとなる配光機能が加えられるなど、ライティング機能が進化することがあれば、フォグランプは、そのうち消えていくアイテムなのかもしれない。
【画像ギャラリー】黄色じゃなくていいの!?? 黄色のフォグランプが激減した理由と最新事情(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方