シビックは50年に一度の出来栄え!! ホンダだからこそN-BOXに願いたい事とは?

シビックは50年に一度の出来栄え!! ホンダだからこそN-BOXに願いたい事とは?

 シビックはホンダが誇る看板商品であり、今なお続くロングセラー商品。現行型のe:HEVは驚くほどに出来が良く、初代が登場した時と同じくらいに驚くほどだった。

※本稿は2023年11月のものです
文/伊達軍曹、写真/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年12月10日号

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■シビックの長い歴史はワインの歴史とも好相性?

なぜかボジョレー・ヌーヴォーの歴史と相性がいいホンダ シビック。厳密には2022年の登場だが、相性のよさから参加させてしまった
なぜかボジョレー・ヌーヴォーの歴史と相性がいいホンダ シビック。厳密には2022年の登場だが、相性のよさから参加させてしまった

 シビックとシビックタイプRは2023年ではなく2022年に登場した車種だが、あまりにも素晴らしいモデルであったため、無理やり登場させた。

 またシビックタイプRやN-BOXとボジョレー・ヌーヴォーのコピーを組み合わせるにあたり、一部「無理やりな力技」で西暦を考えた点についてはお詫び申し上げたい。

 それはそれとして、長らく作り続けられているシビック系は、同じく長らく続けられているボジョレー・ヌーヴォーのコピーとの親和性がけっこう高いことに気づかされた。

 願わくば、今回3代目へのフルモデルチェンジを受けたN-BOXもこれから何十年と無事にヴィンテージを重ね、「50年に一度!」系のコピーが似合う軽乗用車になることを願っている。

■ちょっと古いがシビックにはコレがぴったり!

●50年に一度の出来栄え(2009年のコピーより)

ホンダ シビックe:HEV
ホンダ シビックe:HEV

 2023年ではなく2022年7月デビューのクルマにはなるが、現行型シビックのe:HEVは驚くほどに出来がいい。その驚きは、ちょうど50年前の1972年7月12日に発売された「初代シビック」登場時の驚きとほぼ同じだ!

■爆売れ必至の新型N-BOXはこう表現したい!

●2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれるでしょう(2018年のコピーより)

ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOX

 2017年登場の2代目は素晴らしい。そして2015年にマイチェンを行った初代も素晴らしい。

 で、今度の3代目はさらに素晴らしいということで、このコピーがぴたりとハマる。うん? 2009年?……その年はきっと初代の開発でいいことがあったのだろう。

次ページは : ■クセ強デザインな名作ZR-Vに贈る言葉

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