2023年10月にSEMAショーで発表された日産 サファリラリーZトリビュート。レーシングカラーはクルマ版「戦闘服」。過去から現代まで、歴史と誇りの色を纏って発売された国産車&輸入車をご紹介。
※本稿は2023年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年12月26日号
■クルマ版「戦闘服」といえるカラーリングを纏った市販車にフォーカス!
レーシングカラー。それはまさにクルマ版「勝負服」であり、特にワークス直系カラーを纏うその姿はそれだけメーカーからの重圧も背負っているということ。ゆえにその姿は見るもの全員の心を鷲掴みにするカッコよさがある。
2023年10月30日にSEMAショーで発表された日産サファリラリーZトリビュートがまさにそうだ。
往年のサファリラリーカラーを現行型に落とし込み、赤色のボディに黒のボンネット、ニッサン・モータースポーツの文字などが配されているのがとてもカッコいい!!
さらに、本当にラリーを走れるように車高アップ、補助灯、グラベルタイヤを履くなど魅力的な仕様になっているが、これは現状市販の予定はないそうだ。残念……。
だが、なかにはレーシングカラーを纏って発売されたモデルもある。そんなクールなクルマたちを国産車、輸入車と一挙に見ていこう!
■レーシングカラートリビュート/日本車編
ツーリングカーレース、世界ラリー、そして二輪レース界に参戦するメーカーが集う日本。その栄光を背負うクルマたちが集う!
●スバル インプレッサWRX STi Ver.2 555カラー(1995年)
バージョンIIだけに用意された特別仕様車「555」専用オプションで、ステッカーとホイールを装着するとグループAルックにできた。バージョンIIのセダンは500台限定で販売された。
●三菱 ランサーエボリューションVI トミ・マキネンエディション(1999年)
トミ・マキネン4年連続チャンプを祝し登場。スペシャルカラーパッケージを選択するとWRCワークスカーと瓜二つの仕様にできた。
●スズキ アルトワークス スズキエクスターカラー(2016年)
二輪の最高峰カテゴリー、MotoGPマシンカラーをそっくり移植! 東京オートサロンで出展されたがその後市販されず。
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