ただ、復活の兆しも!!
そんなリトラクタブルヘッドライトだが、今年開催されたジャパンモビリティショー2023で、(コンセプトモデルではあるが)まさかの復活となった。リトラクタブルヘッドライトが採用されたのは、マツダが出展したコンセプトモデル「MAZDA ICONIC SP」。「MAZDA ICONIC SP」は、ロータリーエンジンを搭載(シリーズハイブリッド)した小型スポーツカー。滑らかな曲線を描くスタイリングに、このヘッドライトの組み合わせは、まさにRX-7の雰囲気を漂わせている。
LEDヘッドライトが全盛の現在では、自由度の高いデザインが可能なので、わざわざリトラクタブル式にすることもないのかもしれないが、現代にあの名車RX-7を蘇らせようと思ったら、リトラクタブル式は外せないだろう。往年のファンを沸かせる粋な計らいだ。
もちろんコンセプトカーなので、そのまま市販されるかどうかは分からないが、現代の技術があれば、いざという時の歩行者への安全性も確保した上で、採用が叶うかもしれない。
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リトラクタブルヘッドライトは、スポーツカーを象徴する装備のひとつでもあった。合理的ではないのかもしれないが、往年のスポーツカーファンとしては、復活を期待したい装備だ。
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