ハリアーも遂に300万円超え……マイチェンで安全装備を充実しPHEVグレードを追加も値上げは妥当なのか?

ハリアーも遂に300万円超え……マイチェンで安全装備を充実しPHEVグレードを追加も値上げは妥当なのか?

 2022年9月にプラグインハイブリッドが設定されるとともに、既存グレードの改良を受けたトヨタ ハリアー。安全装備は充実したが、同時に価格もアップしている。この改良に伴う値上げは相応のものだったか振り返って評価する。

※本稿は2023年12月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/TOYOTA
初出:『ベストカー』2024年1月10日号

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■安全装備は充実したが、価格変更で割高な印象になった

新たにプラグインハイブリッド車も追加された
新たにプラグインハイブリッド車も追加された

 2022年9月にはプラグインハイブリッドが設定され、既存のグレードも改良された。衝突被害軽減ブレーキは右左折時の直進車両や横断歩道上の歩行者などに対応している。

 Z以上のグレードには、コネクティッドナビに適応した12.3インチのディスプレイオーディオを採用した。マルチインフォメーションディスプレイも刷新された。

 これに伴って価格も変わった。ハイブリッドZ・2WDは、改良前は452万円だったが、改良後は10万8000円高い462万8000円になった。

 また価格が最も安い2L・NAエンジンを搭載する2WD・Sも、改良前の価格は299万円に抑えられていたが、改良後は13万8000円値上げされて312万8000円になった。Sの値上げによって300万円を上まわり、割高感も強まって話題性は薄れている。

●2022年9月改良の主な変更点
・衝突被害軽減ブレーキの右左折時対応など機能追加
・12.3インチディスプレイを設定して車載ナビを搭載
・プラグインハイブリッド車を新設定

・マイチェン充実度:★★☆☆☆
・価格:312万8000~620万円

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