2022年9月には一部仕様向上、2023年4月にはフロントマスクの刷新と、約半年で2回の変更を実施した日産 ルークス。2回の改良で2回の値上げを行ったルークスの改良内容は価格相応の内容なのかを検証する。
※本稿は2023年12月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/NISSAN
初出:『ベストカー』2024年1月10日号
■20万円以上値上がりしているグレードもあり割高感が強い
2022年9月に、一部の仕様を向上させて、シート生地なども変更した。さらに2023年4月には、再びマイナーチェンジを実施して、ハイウェイスターを中心にフロントマスクを緻密な形状のVモーショングリルに改めた。
LEDヘッドランプやディスプレイ付き自動防眩ルームミラーも全車に標準装着する。
ハイウェイスターXの価格は、当初は173万4700円だったが、2022年9月に176万円へ値上げされて2023年4月には194万400円になった。安全装備も充実するが、2022年9月以前に比べると、ハイウェイスターXは20万円以上高くなっている。
標準ボディで主力グレードになるXも、2022年9月以前は154万6600円だったが、2023年4月以降は176万8800円だ。ここまで値上げすると割高感が強い。
●2023年4月改良の主な変更点
・新時代のVモーションフロントマスクデザインを採用
・インパネ、ドアトリム、シート地に新しい色彩を採用
・インテリジェントルームミラー、LEDヘッドランプ装備
・マイチェン充実度:★★☆☆☆
・価格:163万7900~231万6600円
コメント
コメントの使い方日産の軽なんかどうせ売れてないから高くなろうが関係ない。