■プレリュードに乗ればモテたってマジ!? 2・3代目ってホント大人気だったのよ
デートカーという言葉が生まれた背景には、プレリュードの女子人気の高さも無関係ではないはずだ。
低いノーズ、全体的にワイド&ローなフォルムは当時の日本車では斬新で確かにカッコよかった。
とりわけプレリュードはセリカやS13以前のシルビアなどと比べると油臭さや不良感がなく、スマートな印象。
そんな部分が女子に受けたのかもしれない。当時、プレリュードに乗っているとモテる!! なんてまことしやかに囁かれていたものだった。
現在50代の筆者と同じオジサン世代は3代目の頃になって、ようやく免許が取れる年齢だったはず。
つまり、2代目や3代目が現役の頃は、街行くプレリュードに羨望の眼差しを向けるか、指をくわえて眺めるしかできなかった人が多かったと思う。
「プレリュードでナンパが成功した」みたいな先輩の武勇伝に、「オレもプレリュードに乗りさえすれば……」と思った人もいただろう。
ただし、「スケベレバー」と揶揄された助手席リクライニングバーが役立ったという話はついぞ聞いたことがなかったけれど。
■新型は4WSなし!? プレリュードはどうなる!?!?
JMSに展示されていた新型プレリュードはコンセプトカーという位置づけのため、そっくりそのまま市販車と同じではないとは思う。
だがひとまず展示車両は後輪に操舵機能が付いておらず、4WSではない模様。
4WSはプレリュードのアイコンのひとつであるからして、心情的には受け継いでほしい装備だが。もっとも、市販車には装備される可能性もない訳ではないが……。
車内装備についての言及は現時点ではないが、例の「スケベレバー」は装備されているんだろうか? 筆者自身の使用経験がなく、また実用(成功?)例を聞いたことがない。
筆者自身はなくてもいい装備だと思うが、プレリュードを語る上でこうして度々話題に上る装備だから、あれば再び話題になることは間違いない。
でも、そもそもクルマでナンパ、なんて今の時代、ほぼあり得ないことであることを考えるとやっぱりなくてもいいのかも!?
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