長~く乗った愛車。買い換えようと査定したら「タダ」と言われた。少しでもお金にならないだろうか。そんな時は解体事業者に持ち込んで「廃車」にしてみたらどうだろう。うまくいけば外したパーツがバラ売りできたり、最悪でもスクラップとしてお金になる。手続きは意外と簡単。敷居もぜんぜん高くないぞ!
文:ベストカーWeb編集部/画像:Adobe Stock(トビラ写真=Nicat@Adobe Stock)
【画像ギャラリー】中古で売れないクルマの選択肢! 廃車のクルマも実は価値がある!(5枚)画像ギャラリー値段がつかないクルマでも廃車という選択肢
クルマを手放すとき、多くの人は中古車として売ることを考える。しかし年式が古かったり故障していたりすると、査定額がつかないこともある。そんなときに検討したいのが廃車という方法だ。処分するだけのようにも思えるが、部品や金属資源として扱われるため、費用がかからない場合や買取として扱われるケースもある。
年式が古いクルマや事故車、走行距離が多い車両では査定額がゼロ円になることも珍しくない。こうした場合、中古車販売店やディーラーでは処分費用や手数料が発生することもある。
一方、廃車では車両を解体し、鉄やアルミなどの金属資源としてリサイクルしたり、使える部品を中古パーツとして再利用したりする。そのため、クルマとしての価値が低い車両でも解体業者や廃車専門業者が引き取るケースがあり、費用がかからない場合や買取として扱われることもある。
廃車の手続きには主に「永久抹消登録」が必要となる。永久抹消登録は車両を解体し、そのうえで登録を完全に消す方法のこと。これが一般的に廃車と呼ばれる処分だ。なお、一時抹消登録は車両を解体せず登録だけを止める手続きで、長期間クルマを使用しない場合などに利用される。
知っておきたい廃車手続きの流れ
廃車の手続きを行う際には、書類の準備も必要になる。普通車の場合は、自動車検査証(車検証)、自賠責保険証(車検切れの場合は不要)、車検証の所有者の印鑑証明書(3か月以内のもの)、印鑑登録されている実印などを用意する。
また、自動車登録専用の委任状や譲渡証明書、リサイクル料を支払い済みの場合はリサイクル券A・B券も必要になる。リサイクル料金が未払いの場合は、廃車時に支払いが必要となる。金額は車種によって異なるが、1〜2万円前後になるケースが多い(業者によって必要書類が異なる場合もあるため、事前に確認をすること)。
軽自動車の場合は、主に自動車検査証(車検証)、自賠責保険証(車検切れの場合は不要)、リサイクル券A・B券が必要だ。
さらに、廃車のタイミングによっては税金が戻る場合もある。普通車は年度途中で抹消登録すると自動車税が月割で還付される仕組みがあり、車検が残っている場合は自動車重量税が戻るケースもある。ただし軽自動車は年度途中の税金還付制度がない。
中古車として値段がつかないクルマでも、資源や部品として価値が残ることは多い。売却が難しい車両では、廃車という選択肢を検討してみる価値があるだろう。
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