マジで復活することになったホンダ プレリュード。だが、やっぱりプレリュードといえばリトラでしょ!! や「こうあってほしい」などなどアツい思いがあるハズだ。そこで新型プレリュードに求めたいことを徹底的に考えてみた。
文/奥津匡倫(Team Gori)、写真/ホンダ
■あのレバーは2代目!! デートカーこそプレリュードよ
1982年に登場した2代目プレリュード。何と言ってもリトラクタブルライトを備えた低いノーズが印象的で、当時の人たちを驚かせた。
デビュー当初は1.8リッター、125psのエンジンのみの設定だったが、当時としてはそれなりの高性能車。ホンダの市販車で180㎞のスピードリミッターが最初に装着されたのもこのプレリュードから。
運転席側から操作できる助手席リクライニングバーが装備されていたのも、「デートカー」という言葉が生み出されるきっかけとなった。
その後、3代目に受け継がれるプレリュードのイメージはすべてこの2代目の時点でほぼ完結している。
そういう意味では元祖、プレリュード的な印象を受けるが、2代目が販売されていたのはもう40年ほど前。50代の筆者も当時はまだ小学生。2代目への憧れはそれほどでも……といった感じ。
■リアタイヤも動きまくり!! 4WSは3代目から
87年にフルモデルチェンジして3代目となったプレリュードだが、2代目が圧倒的な人気を集めたこともあり、コンセプトはもちろん、スタイルもほぼ2代目を踏襲。
今、プレリュードを懐かしく感じる筆者のようなオジサン世代が憧れたのは恐らくこの3代目。
先にも書いたように、プレリュードのイメージは先代、2代目の時点でほぼ完結しているのだが、3代目では市販車世界初の4WSも登場した。3代目を語る上で欠かせない装備と言っていいだろう。
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