トヨタ2代目「ヴェルファイア」 (2019年式)
先代モデルの後期型では、国内人気をアルファードに奪われてしまったヴェルファイアですが、海外では大いに需要のあるモデルです。主にマレーシアへ多くが輸出されていますが、マレーシアには「初度登録からの経過月数が12 ~ 59 か月まで」という輸入規制があるため、2024 年でいえば、2019年式が限界年式。これよりも新しい年式であれば高い査定が期待できます。
国内でも、新型のヴェルファイアの納期が長くなっていることで、先代でもいいからほしい、という需要が増えているそう。新車販売台数でアルファードに圧倒的な差をつけられていた先代ヴェルファイアですが、それだけに中古車の流通も限られており、希少な存在として、下取り価格が高くなっているようです。
レクサス4代目「RX300 Fスポーツ」(2019年式)
数あるレクサスのSUVのなかでも、最人気モデルである「RX」。現行型は2022年11月にフルモデルチェンジを受けた5代目ですが、現在の中古車市場では、先代である4代目RXの取引が中心です。なかでも、2.0Lターボエンジンを搭載したRX300(2017年12月以前は、「RX200t」だった) F スポーツが人気となっています。
RXも、マレーシア(輸入規制は初度登録からの経過月数が12~59 か月まで)へ多く輸出されており、2024年は2019年式が下取りに有望といえます。5 年近く乗ったとしても、輸入規制年式の範囲内であれば、当時の新車価格とほぼ変わらない価格で業者向けオークションにて取引されているほどの優良物件。5年目を迎える前、つまり2度目の車検を迎える前までに売るようにしましょう。
ホンダ5代目「CR-V EX・Masterpiece」(2019年式)
ここまでは、トヨタ/レクサス車ばかりでしたが、ホンダの世界戦略車「CR-V」も査定が期待できるクルマです。5代目CR-Vは、2年ぶりに国内復活となったモデルでしたが、2022年に販売終了に。海外ではいま、6代目が販売されていますが、国内中古車市場では、5代目のガソリンモデルが高い相場で取引されています。C-HRと同様に、主にバングラデシュに輸出されており、「製造年 5 年落ちまで」の輸入規制から、2024 年は 2019 年式が限界年式、つまり高い下取りが期待できます。
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他にも、トヨタ「プレミオ」や「カローラアクシオ」、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」、ホンダ「ステップワゴン」などは、海外で人気があることから、高額査定が期待できます。クルマを購入するときにも、今回のような下取り情報は役立つはず。ぜひ参考にしてみてください。
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