■いすゞ ピアッツァ
●このクルマのマイナーブルース
♪Asso di Fiori! つまり
「クラブのA」とは俺のこと
ドアミラー 外しておくれよ
デザインカー時代は「Asso di fiori=クラブのA」という車名だった、ジウジアーロの名作。法規の関係で1983年まではフェンダーミラーだったことが、今となっては信じられない。中古車は希少だが、いちうおう流通中。
・中古車流通台数:4台
・中古車相場:220万~250万円
■いすゞ ビークロス
●このクルマのマイナーブルース
♪「早すぎた存在」
確かにそうかもしれないな
でも今 時代が俺に追いついたぜ
まずはコンセプトカーとして東京モーターショーに出品され、好評を受けて市販化に至ったサイモン・コックスによるデザインのスペシャルティカー。シャシーは当時のいすゞ ビッグホーンのショート版のものを流用している。
今見ると超おしゃれなデザインなのだが、これが発売された1997年当時は「早すぎた」という感じだったか、一部の数寄者以外にはあまり売れなかった。とはいえデザイン的な名作であることは間違いなく、今もごく一部で人気を集めている。
・中古車流通台数:10台
・中古車相場:160万~240万円
■いすゞ PAネロ
●このクルマのマイナーブルース
♪覚えてますか? わたしPAネロです
ピアッツァじゃないし
ピアッツァ ネロでもありません
いすゞが生産し、ヤナセが1990年に発売した3代目ジェミニベースのクーペ。初代と2代目ピアッツァの狭間で、今やほぼ忘れられた存在になっているが、マイナー車愛好家的には「そこが逆にイイ!」と感じられる。2023年11月下旬現在、1.6Lターボ搭載の「イルムシャー160R」が総額約300万円で販売中だ。
・中古車流通台数:2台
・中古車相場:140万~300万円
■ラーダ ニーヴァ
●このクルマのマイナーブルース
♪あの国の あいつのことは嫌いでも
僕のことは嫌いにならないで
Imagine there’s no countries
ロシアの「ラーダ」ブランドが1970年代から製造しているモノコック構造のSUV。この旧態依然とした「旧共産圏っぽさ」が逆にシブいとして、日本でも昔から(ごく一部で)人気がある。
現在、ロシアによるウクライナ侵略の関係で輸入禁止となっているが、「カザフスタン製のニーヴァやその部品」を輸入するルートは生きている模様。
・中古車流通台数:5台
・中古車相場:210万~350万円
■スマート ロードスター
●このクルマのマイナーブルース
♪人は俺を「時代の徒花」と呼んだが
俺は俺を知っている I’m real 本物なのさ
初代スマートフォーツーをベースとする2シーターオープン。ボディは小さく、6速セミATの「ソフタッチ」は少々おマヌケだが、最高出力82psの0.7L直3ターボと超低重心シャシーが織りなす走りは本格的。
登りはさておき、峠の下りであれば「秋名のハチロク」をぶっちぎれる可能性もあるはず。中古車の予算目安は総額130万円前後。
・中古車流通台数:20台
・中古車相場:100万~220万円
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