ルノーのコンパクトモデル「トゥインゴ」が生産を終え、最後の日本向けモデルが発売された。「トゥインゴ インテンスEDC エディション フィナル」がそれ。限定300台だから気になってた人は急げ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ルノー
【画像ギャラリー】ノーマルトゥインゴを最終モデルはここが違う!(12枚)画像ギャラリー■珍しいRR駆動のトゥインゴの最後のモデル!
キビキビ走る姿が可愛かったのに……。ルノーの一番小さいセグメントを受け持つコンパクトカー「トゥインゴ」が、とうとうフィナーレを迎えることになった。1993年のデビューから30年。欧州では電動モデルの「EZエレクトロニック」を除き、すでに生産を終えているようだ。
しかしそんなしんみりした気分を吹き飛ばずべく、ルノー・ジャポンが最後の日本向けモデルを発売した。名前を「トゥインゴ インテンスEDC エディション フィナル」という。
このファイナルモデル、車名からも分かる通り6速ATのEDCを搭載するインテンスグレードがベース。ボディカラーは「ブラン クオーツM(白)」「グリ リュネールM(グレー)」「ブルー ドラジェ(水色)」の3色が選べるが、これ自体は従来から存在した外板色だ。
ちなみに外板色によってインテリアのカラーが決まる。「ブラン クオーツM」「グリ リュネールM」は差し色的にルージュ(赤)が使われ、ブルー ドラジェは全体がブラン(白)となる。
エディション フィナルならではの特別装備はなにかといえば、3つある。まずはフロントグリルにあしらわれたトリコロールカラー、ボディ側面を走るトリコロールサイドストライプ、そしてトゥインゴのイラストがあしらわれた専用フロアマットだ。
RRならではの居住性や、ピリッと辛い走りは変わっていない。兄弟車のスマートフォーフォーとシャシーを共用したため、0.9L直列3気筒ターボエンジンをボディ後端に積み、92ps/13.8kgmのパワー&トルクで後輪を駆動する。ポルシェ911と同じ駆動方式なんて、夢があるじゃないか!
「トゥインゴ インテンスEDC エディション フィナル」は、日本国内で300台の限定販売となり、価格は289万円(※メタリック塗装は4万1000円高)。ノーマルのインテンスEDCからは30万円アップとなるが、ファイナルモデルだけに競争率は高くなりそうだ。
ちなみに現行トゥインゴは3代目モデルだが、4台目モデルはアナウンスされていない。一説によればまもなく登場するルノー5のBEVが後継車となるといわれており、これはこれでほしくなりそうだ。フランスの小型車はとにかく、奥が深い!
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