■フロントウィンドウをきれいにする場合の注意点は?
フロントウィンドウ汚れに悩んでいる人はいますぐにでも作業したいと思うが、注意点は3つ。
■日差しの強い日の洗浄は避ける
夏の強い日差しの下では、フロントウィンドウは高温になる。ここに冷たい水をかけると、急激な温度変化によって割れることがあるので注意! どうしても夏場や日差しの強い日に行う場合は、朝方や夕方に行うか、日差しの当たらない日陰で作業すべし。
■ボディ拭き上げ用とウィンドウ拭き上げ用のクロスは分ける
油分が残っているボディを拭き上げたクロスでそのままウィンドウを拭くと、きれいにしたウィンドウに油分を擦り付けることになる。面倒でもクロスはボディ用とウィンドウ用で分けるべき。
■水拭き後の乾拭きは即行い、水分は確実に拭き取る
「きれいに拭いたはずなのに拭き跡が残る」という人は、水分をしっかり乾拭きしていないことが多い。乾拭き時に水分の跡を残したまま乾燥すると拭き跡が残るので、乾拭き用ウェスでしっかり拭き取ること。
■まずは比較的簡単な内側の汚れ落としから!
油膜や水あか(ウロコ)が付きにくいウィンドウ内側の汚れ落としに用意するもの。
・きれいなバケツに入れた水道水(純水がベスト)
・水拭き用ウエス1〜2枚
・乾拭き用ウエス1〜2枚
・コーキング用の大型プラスチックヘラ
手順1
普通車であれば左右で2パート(左→右)、フロントウィンドウの大きなクルマでは3パート(左→中→右)に分けて作業するといいだろう。
水拭き用ウェスを水で濡らし、硬く絞りすぎない少し水を含んだ状態で窓の内側をゴシゴシとしっかり拭く。この時、ダッシュボード真上のウィンドウは傾斜がきつくて拭きにくいので、ダッシュボード真上部分は指が入る範囲までの水拭きでOK。
手順2
ウィンドウの水分が乾かないうちに乾拭き用ウェスで確実に水分を拭き取る。拭き取る時に水の跡が残らないように、水を拭き伸ばす感じで確実に水分を取る。
ウィンドウ横、ウィンドウ上の端部までしっかりと拭き上げること。ここに水の拭き残し跡が残ると意外と目立つので丹念に!
手順3
次の2パート目に入る時は、水拭き用ウェスはしっかり洗って手順1の状態にしてから。ここでも同じく、拭き取るときに水の跡が残らないように乾拭き用ウェスで確実に水分を拭き取る。
手順4
ダッシュボード真上のウィンドウ部は傾斜がきついので、指が入りにくい。そこで、水拭き用ウェスを一度畳んでから、そこにヘラを置く。
水拭き用ウェスでヘラを挟んだ状態でダッシュボード真上の狭い部分を拭く。手でウェスとヘラを握り、前後に動かしつつ横方向に徐々に進む感じでゴシゴシとしっかり拭く。
手順5
拭き終わったら水が乾かないうちに即、先ほどと同じ要領でヘラを乾拭き用ウェスで挟んで水分を拭き取っていく。水分を残さないように!
ポイントは、「水分を残したまま乾燥させない」こと。また、ヘラはそのままだとカドがウェスに引っかかったり突き破ることがあるので、カッターでカドのみ切り落としてウェスが引っかからないようにすると使いやすい。
また、水道水では油性の汚れは落ちにくいので、手垢などが落ちにくい場合は食器用中性洗剤を水拭き用ウェスに少しスプレーしてから拭き、跡が残らないように乾拭き用ウェスで水分をしっかり拭き取る。
コメント
コメントの使い方