物価高の今が一番危ないゾ!! 本当に怖い物損事故……対物補償が無制限じゃないと意味がない理由3選

■対物保険を抑えても保険料は大して節約できない?

物価高の影響がここにもあるなんて……(ELUTAS@Adobe Stock)
物価高の影響がここにもあるなんて……(ELUTAS@Adobe Stock)

 上がり続ける物価は、物損事故の損害賠償金額にも影響しています。物価の上昇とともに、賠償額も高くなっているのです。

 例えば、ガードレールは1メートルあたり5,000円から50,000円程度、カーブミラーで40,000円から100,000円程度、信号機になると何百万円の修理費用が必要になることも。

 対物補償は青天井です。しっかりとかけておかないと、安心して運転することもできません。

 また、実際に対物補償の金額を無制限にした場合と1,000万円に設定した場合、保険料の差額は、年額たったの2,000円程度(毎月170円以下)です。

 この2,000円で、補償の額が1億円変わるという可能性もあることを忘れてはいけません。

 保険料節約にはもっと効く部分(車両保険等)があり、節約のためにと対物補償を薄くすれば、万が一の時に自分の首を自分で絞めることにつながります。

 物の価値は決まっていますが、「モノ」への損害に対する補償は、思っている以上に高額になることも。

 対物補償の設定は無制限以外ありえません。自動車保険は不安な状態になっていませんか。今一度、補償内容を確認してください。

【画像ギャラリー】物損をなめたらアカン! 対物補償は絶対無制限じゃないと意味がない?(4枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

トヨタセリカ復活計画、始動!? 新型ホンダフリードの獲れたて新情報も盛りだくさん!【ベストカー6月10日号】

トヨタセリカ復活計画、始動!? 新型ホンダフリードの獲れたて新情報も盛りだくさん!【ベストカー6月10日号】

トヨタ自動車の壮大なるBIGネーム復活計画の第四弾は……なんとトヨタセリカ!? 新型ホンダフリードの注目情報や、レーシングドライバー岩佐歩夢選手の新旧ホンダスポーツカー試乗など、GW明けから全力投球な企画だらけです!