■対物保険を抑えても保険料は大して節約できない?
上がり続ける物価は、物損事故の損害賠償金額にも影響しています。物価の上昇とともに、賠償額も高くなっているのです。
例えば、ガードレールは1メートルあたり5,000円から50,000円程度、カーブミラーで40,000円から100,000円程度、信号機になると何百万円の修理費用が必要になることも。
対物補償は青天井です。しっかりとかけておかないと、安心して運転することもできません。
また、実際に対物補償の金額を無制限にした場合と1,000万円に設定した場合、保険料の差額は、年額たったの2,000円程度(毎月170円以下)です。
この2,000円で、補償の額が1億円変わるという可能性もあることを忘れてはいけません。
保険料節約にはもっと効く部分(車両保険等)があり、節約のためにと対物補償を薄くすれば、万が一の時に自分の首を自分で絞めることにつながります。
物の価値は決まっていますが、「モノ」への損害に対する補償は、思っている以上に高額になることも。
対物補償の設定は無制限以外ありえません。自動車保険は不安な状態になっていませんか。今一度、補償内容を確認してください。
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