損をせずにクルマを売りたい人が「やっておくべき&やってはいけない」3つのこと

■希少車やマニアが好みそうなクルマは専門店へ!

 希少車は業者オークションでの実績が少なく、また買い取ってもすぐに販売できるかはわからない。よって、一般の買取店では満足のいく査定額にならないことが多い。

 独自の販売ルートやノウハウのある専門店であれば販売先が見つかりやすいので、一般の買取店よりは高額査定となることが多いだろう。

■愛車を最も高額で売るなら個人売買しかない!

損なしにクルマを売りたい人がやっておくべき&やってはいけない3つのこと
名義変更は代行依頼も可能。名義変更手続き代行サービスの費用は業者によって異なるので、インターネットなどでしっかり確認して業者を選ぶことが重要

 おそらく最も愛車を高額で手放すことができるのはインターネットなどを利用した個人売買だろう。

 筆者は過去に複数台のクルマを所有したが、それらは買取店ではなく、すべて自分でインターネットオークションを使って手放した。

 あらかじめ市場でどのくらいの価格で取引されているかを調べ、それと同等もしくは少ない金額で出品。結果的に、買取専門店よりもすべて高い金額で早々に落札された。なかには、数十万kmも乗ったのに、中古車で購入した時の金額を上回る金額で売却できたクルマもあったほどだ。

 買取店では手数料や利益などが上乗せされた金額で販売されているが、個人売買の場合はその部分を考える必要がなく、自身の納得する金額で出品できるのも魅力。

■買う人、売る人とも満足できるのが◎

 結果的に設定された金額より少し高く買うことになっても、落札者は販売店で買うよりは安い金額でクルマが手に入り、出品者も買取店の買取金額よりも高い額で売ることができる。ただし、落札金額がすべて自分に払われるのではなく、手数料がかかる場合もあることをお忘れなく。

 個人間での取り引きとなるので、クルマの細部に渡る写真を用意することはもちろん、事前の現車確認を行ってもらうなど、取引後のトラブルを考えた手間はかかる。

 また、譲渡書や委任状、印鑑証明書などを用意しないといけないなどほかにも手間はかかるが、これが最も高い金額で売れる方法ではないか? と思うのだ。

■手間はかかるがチャレンジしてみては?

 名義変更などは落札者側できちんと行われるのか? と心配に思う人は、落札者から必要書類をもらい、自分でできるなら自分で行う。「時間がない」「やり方がわからない」という人はディーラーや自動車販売店、行政書士などに代行依頼をすれば名義変更もナンバー変更も行ってくれる。

 ちなみに行政書士への代行依頼の費用は1万5000~5万円程度と言われているが、筆者の場合は1万5000円で請けてもらった例もある。

 今回は損なしに愛車を売る方法について紹介した。手間をかけられない人、時間も手間もかけられる人……と、愛車を売りたい人はさまざま。これを読んだ人が、できるだけ納得できる金額で愛車を手放せますように!

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