車内に悪臭が染み付いてしまうともはや高価買い取り額は期待できない場合が多い。特にエアコンからの臭いは車内の悪臭の大きな要因となるため、できるだけ高く売りたいのならエアコンフィルターの定期交換くらいはしておきたい
外がピカピカでも車内のシートの隙間などにホコリや食べかすなどが詰まっていたりしたら査定額は下がることがある。磨けばきれいになる外観とは異なり、車内はとりつくろいが難しい部分。下取りを期待してクルマを購入するなら、購入時から定期的な清掃を心がけたい
ペットの臭いや毛は減額対象になる。ペットの臭いは飼い主は気づきにくいものなので、否定しても隠しきれない……。クルマにのせていなくても、服に付いた毛や臭いが車内に付いてしまうことも
飛び石による小さなキズではなく、大きめなキズをタッチペンで修正するのもやめたほうがいい。よほどの熟練者でなければ完璧な仕上がりとすることは難しい。下手したら、塗装面がボコボコになって査定が大幅減なんてことにもなりかねない
バッテリーなどの消耗品を交換しても査定額が大幅アップとはならないので、あえてそのままに。例えば、新品のバッテリーに交換をしたとしてもバッテリー代を補填できるだけの査定額アップが得られることは難しいので、損をしてしまう
旧車、希少車を売る場合は、希少価値を査定のプラス要素としてくれる専門店での買い取りがお薦め。ただし、業者任せではなく、インターネットなどで相場を調べておくことも損をしないためには必須だ
業者を通すとなにかとモヤモヤした感覚が残るという人には、手間はかかるが個人売買がお薦め。ただし、取引後のトラブル対策は万全にしておく必要はある