輸入車の後ろ姿とかで見かける1文字1文字が独立したロゴマーク。やたらと高級感があっていい感じだが、なんと商用軽自動車にも採用されたぞ! でもクリッパーって意外な気がする……まぁ似合ってるから良いんだけどね!
文:ベストカーWeb編集部、写真:日産、三菱、神奈川日産インスタグラム
■この軽普通に凄いんだよな
2月12日から発売が始まった日産の商用軽EV「クリッパーEV」。一足先に登場した三菱ミニキャブEVの姉妹車種だが、なにげなくディーラーのインスタを見ていて驚いた。
リアハッチに小さく「NISSAN」という抜き文字。これが入るだけで後ろ姿ががぜん高級になるから不思議だ。
この抜き文字ロゴ、始まりはものすごく古いが、有名なのはレンジローバーのフロントボンネットロゴだろう。
この文字があるとなぜかクルマのアクティブさが強調されるようで、同種のオフロード系では三菱がデリカやパジェロスポーツ(ASEAN向け)にも採用している。
しかしジャンルはオフロード向けに限らない。近年はこの車体中央に浮き文字ロゴを入れるのが流行っているようだ。
たとえばフォルクスワーゲンは、2019年頃からリアハッチに「ARTEON」とか「PASSAT」とかいった抜き文字を入れるようになったし、レクサスも2021年のNXから、テールランプ付近に「LEXUS」という文字を入れるようになった。
ミニバン系の採用例も増えている。トヨタのアルファード/ヴェルファイアはブラックアウトしたガーニッシュ部分に車名の抜き文字があるし、日産セレナはもともとバンパー上のメッキ部分にあった車名が独立して配置されるようになった。
抜き文字ロゴが流行る理由には諸説あるが、近年テールランプに一直線の細いLEDを採用するケースが増えており、そうするとその付近に横長のスペースができる。車名やブランド名の抜き文字は、そのスペースを埋めるのに都合がいいという説があるのだが、はたしてどうだろうか。
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