2007年のデビューから生ける伝説となっている日産GT-R。かつてのスカイラインの系譜からは外れたものの、その存在は世界的なスーパーカーと肩を並べるほどになっている。しかし北米日産で「スカイラインGT-R」の名が復活したという。いったいどういうこと?
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産
■まさかの「Skyline」が北米で復活
GT-Rの存在は今さら説明する必要もないと思うが、現行型以前は「スカイラインGT-R」としてスカイラインのホットモデルであった。それがR35型になり伝統的な直6をV6にスイッチ、3ペダルモデルの設定もなくした独立したスーパースポーツとなった。
しかし2024年3月なんとアメリカで「GT-R Skyline Edition」が登場した。おいおい、歴史分かってのか!! とツッコミたくなったがどちらかというと北米日産のほうがGT-R愛が深そうな雰囲気だぞ。
まずスカイラインエディションの前に、北米のTスペックには「Takumi Editon」が追加されているのでその紹介をしよう。もちろん「匠」はGT-RのVR38DETTエンジンを組む「匠」と呼ばれる職人を指す。
もう「テリヤキ」と変わらないくらい「Takumi」の響きは日本製の証でもある。こちらのボディカラーはR34までのスカイラインGT-Rにも採用のあったミッドナイトパープルを採用。マニア心くすぐるぜ。
■「ベイサイドブルー」が復活はスゲー嬉しい
そして肝心のスカイラインエディション。こちらの特徴はなんとベイサイドブルーが復活したこと。いまや「ワンガンブルー」として2020モデルのR35にも設定のあるボディカラーだが、やっぱり「ベイサイドブルー」はR34スカイラインGT-Rに設定されたカラーだから超特別。
2019年にGT-Rの50周年記念モデルで一度復活したことはあるので、今回で二回目の復活となる。内装も淡い「ソラブルー」で誂えられており、すごくかっこいいぞ。
価格詳細やスペックなどはまだ発表になっていないが、限定で今夏に北米で発売となるようだ。歴史まで含めて北米でも愛されるGT-Rは本当にステキだなぁ……。
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