■いったいどのような人物なのか?
賚寛海氏といえば、2012年に登場した初代86/BRZの開発に深く携わった人物として知られる。トヨタ側のチーフエンジニアだった多田哲哉氏とも共同開発の過程のなかで侃々諤々の議論を繰り広げたという。
賚氏はスバルに入社してから群馬大学工業短期大学部機械科で学び直した努力派。担当した車種は2代目レオーネのマイナーチェンジをはじめ、1991年のアルシオーネSVX、2代目&3代目レガシィ、2代目GDB型インプレッサを手がけた。そして初代GR86/ BRZでの開発につながっていく。
プライベートではダートラにも参戦していたという生粋のスバルエンジニアだ。ここ最近、STIからは量産モデルのSTI Sportこそ頻繁に出ているものの、レヴォーグやWRX S4に500台限定で設定された特別仕様車のSTI Sport ♯が出たくらい。
そもそもMT車だった先代WRX STIをベースとしたコンプリートモデル、S208が出たのも2017年。あれからアグレッシブなモデルはSTIから出ていないのも気になるところだ。
しかし、今回賚氏がトップに就任して手がけるSTIの今後に大いに期待したい! マニュアルのSTIモデル、待ってますよ!
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