2001年に登場した三菱 初代eKワゴン。ノーマルモデルにスポーツ、SUV仕立てやクラシカルなタイプなどバリエーションも豊富で、かなり売れたのだ。しかも今や国民車的人気のN-BOXですらマネできないグッとくるオプションがあったのだ。
文・写真:ベストカーWeb編集部
■まさかの場所にナビが!! マジで流行ると思ったんだけどな……
初代eKワゴンの内装をざっくり説明すると、当時流行っていたセンターメーターを採用し、最下部に2DINスペースがあった。
フツーに考えればその部分にナビをインストールすればいいのだが、いかんせん一番下のため見にくいという欠点も。もちろんメーカーオプション、あるいは社外品をそこに装着しているユーザーが大半であった。
三菱が純正オプションに用意したのが、振り返ってみても歴史的一手だったのだ。そう、ステアリング前(本来メーターがある場所)に設置するという衝撃の手法。
記憶が正しければ6.5インチの三菱製オンダッシュナビだったハズ。今でこそ8インチですら小さく感じる時代だが、当時としてはこの設置位置はかなり未来っぽかったのだ。
時は2000年ということもあり、21世紀とはこういうものかと幼いながらに思ったほど。
■今やメーターにナビが当たり前!! ってことはeKシリーズの先見の明はスゴかったのよ
ただこのオプションは価格が高かったからなのか、フツーの人はさほどグッと来なかったかは不明ながら、装着率も高くなく、ヒットとはいかなかったのだ。
とはいえ、今やバカ売れ中のN-BOXやeKシリーズなど、メーター内にナビ情報を映し出すのが当たり前となっており、もしやこの流れを作ったのは初代eKワゴンともいえるのだ。
三菱ってGDIエンジンなど常に一歩も二歩も先に行きすぎている感もあるが、目の付け所がいつもさすがなのです!!!!
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