レクサスLMはヴェルファイアとプラットフォームを共有するが価格は約3倍も高く2000万円!! これだけ高いお金を出すならクルマに対する不満もないはず……と思いきやそれでも気になるところはある。今回取材した高級車4台の「ここが満足」「ここが不満」を見ていこう!
※本稿は2024年4月のものです
文/ベストカー編集部、写真/TOYOTA、NISSAN、ベストカー編集部 ほか、モデル/ゆづ
初出:『ベストカー』2024年5月10日号
■アカザー王子が超高級車4台を気ままに評価
フォッフォッフォ、我こそはオトワ王国の王子、プリンス・アカザーじゃ。我が王室には実に800台ものコレクションがあるが(※編集部注:嘘八百ってことです)、今回はそこから超高級車4台を宮殿より持ってきた。
吾輩の一番のお気に入りはレクサスLMじゃ。なんといっても後席の座り心地がまるでファーストクラスのようじゃ。が、手袋をはめて過ごす吾輩にとってはぜんぶ静電式タッチパネルにされるのは操作が手間で嫌じゃ。これはBMW i7も、ヴェルファイアも同様じゃ。
BMWi7も捨てられない。やはりセダン・イズ・ビューティフルじゃ。BEVで乗り味もシームレスじゃが、走り出すと車内からお化け屋敷のような不気味な音が。何だアレは! 環境音を流すならモルディブの渚に押し寄せるさざ波の音でいい気がするぞ……。
アリアはシートも乗り味も比較的硬めで、後席に座る吾輩はあまり好きじゃない。どちらかというと前席に座る運転士が走りを楽しむことが多いクルマじゃ。
乗っていると多くの民から目線を集めるのがご存知、ヴェルファイアじゃ。室内は充分豪華で、あと人が大勢乗れるから使い勝手がいい。踏んだ時にエンジン音が車内に響くのは気になるが。
車内でモーツァルトの40番を聴いても、エンジン音とアクセルオフ時の「プシュン」って音がとても目立つ! 高級を謳うなら防音は徹底してほしいぞ~!
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