■驚くほど楽観的で「バラ色」な目標はいったいどこから?
ちなみにアメリカは大半がリース販売。トヨタ車と同じくらいの月払い金額じゃ売れないため、販売奨励金を出して安くする(今ココです)。当然ながら利幅は落ちる。
さらに3~5年でリース終了した時、トヨタより人気のないクルマが戻ってきちゃう。中古車は安くしないと売れない。ここでも損をする。不人気車を出すと長い期間に渡り収益を圧迫するのだった。
さらに驚くのは2024年も魅力的なクルマが出てくる状況じゃないのに、370万台を販売目標としてきた。この楽観的な目標、どこから出てくるのだろう。「顧客のことなんか考えないビジネス」をしていたら、現状のキープだって厳しい。
盤石な体制を整えながら2024年は控えめな収益目標を立てたトヨタと、超が付くくらいバラ色の状況を想定している日産、どちらが正解なんだろうか?
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コメント
コメントの使い方不人気車・・・コスト削減して売れない車作るなら、コストかけて(他社後追いではなく)日産らしい車を作った方がいい。あと、新型でるたびに新鮮味を感じないU(どこがV?子供に『あれはV』とは言えん)モーショングリルもやめて、それぞれデザイナーの好きにやらせてみたら?。変な利益の出し方してるといつか破綻するよ。今の日本市場・・・トヨタ以外・・・軽自動車しか元気なくて、車雑誌がつまらん。
先ず充電ケーブルですが、使うかどうかわからんものを標準装備するよりは資源の無駄使いを無くすという観点からもオプション化は望ましいと思います。
あと大幅値上げですが、どうせ売れないのなら台当たりの利益率を上げようという経営判断は間違っているとは言えないと思います。お客にしても、納期がいついなるか分からないトヨタを定価で買うよりも、即納で値引いてくれる日産を購入できるのならそれはそれで幸せでしょう。