■カギを握るのはPHEV
その調整弁となるのが電気自動車プラットフォームのPHEVである。このタイプのクルマなら電気自動車とPHVの比率を柔軟にコントロールできる。トヨタやマツダは電気自動車ベースのPHVを開発している。
けれどホンダはPHEVを考えていない。誰がどう考えても「大丈夫なのか?」なのに。空冷エンジンやRVのないラインナップと同じ。柔軟な考え方が必要だ。
残念なことに三部さんは聞く耳を持たず、さらに久米さんのようなサムライや、有澤さん的な目利き、そして雨宮さんの広くて深い見識を持つ人は見当たらない。せめて青山副社長の進言だけでも聞いてくれればいいのに、と思う。
こうなればプランBを持たない三部さんの設計図どおりにアメリカが動いてくれることを祈るのみ。ホンダは三部さんのモノじゃないと考えます。
【画像ギャラリー】ホンダの未来がかかる! 三部敏宏社長の判断でホンダはどうなっていくのか?(15枚)画像ギャラリー
















コメント
コメントの使い方この方、ちょっと前まで中国のようにEVを早く出さなきゃ先がないみたいな事を言いながら、EVが伸び悩んできたら、普及の前にPHEV出さなきゃダメってか。
こう言う世の中のちょっとした変化に右往左往するトップの方がよほど現場は迷惑だと思うんですけどね。