【シボレー ジープ キャデラック!!】最新アメリカ車の魅力に撃沈!

【アメ車のセダンに乗る!】 キャデラックCT6は“古きよきアメ車”のままだった!

アメリカンテイストが色濃く漂う大型セダンのキャデラックCT6。キャデラックブランドのセダンでは最上級モデルで、グレードはプラチナムのみとなる

 俺はアメ車に詳しくない。アメリカのクラウンともいうべきキャデラックにもぜんぜん詳しくない。このCT6は、本日現場で初めて認識いたしました!

 いやぁ、見れば見るほど興味深い存在じゃないか。これはアメリカのアウディA6でちゅね!? だってほら、カタチがかなりソレっぽいでしょ?

 端正な直線基調を持つ6ライトのセダン。全長は5.2メートルもあってA6よりかなりデカいけどさ。さすが超大国アメリカ!

●キャデラックCT6(価格:1026万円)

全長5230×全幅1885×全高1495mm、ホイールベース3110mm、車重1950kg、エンジン:V6、3.6L DOHC、トランスミッション:10AT、最高出力340ps/6900rpm、最大トルク39.4kgm/5300rpm、駆動方式:4WD。フリートウッド以来となる約20年ぶりのキャデラック製大型FRセダンで、10速ATを採用
全長5230×全幅1885×全高1495mm、ホイールベース3110mm、車重1950kg、エンジン:V6、3.6L DOHC、トランスミッション:10AT、最高出力340ps/6900rpm、最大トルク39.4kgm/5300rpm、駆動方式:4WD。フリートウッド以来となる約20年ぶりのキャデラック製大型FRセダンで、10速ATを採用

 あ、ちょっと調べたら、以前のCT6はもっとキャデラックっぽい顔だったんだね。それが今年のマイチェンで、イマっぽくこうなったのか。

 このグリル、遠くから見るとシングルフレームグリルに見えなくもない! ヘッドライトの小粋な形状もアウディの影響を受けている気が……。

 アウディA6に乗るのは、育ちのいいクールエリートとお里が知れているが、キャデラックCT6に乗るのは、得体の知れない謎の人物だ。それだけで周囲はビビる。しかし、そのCT6はアウディA6にどこか似てるという、このハズシ感がたまらなくステキ!

 それに、CT6がマイチェンを受けてこうなったことを知っているのって、まだ日本の全人口の0.1%もいないだろ! クルマ好きとして、そういうポイントにメチャ萌える~!

今年5月に2019年モデルとなり、内外装のデザインが一新されたキャデラックCT6。まさに「快哉!」といった表情の清水氏

 乗ってみると、アウディとは似ても似つかぬこのアメリカン・フィーリング! パワステはカルカル、サスペンションは船みたいにフワフワ。

 いや、大昔のキャデラックよりぜんぜんちゃんとしているけど、現代の水準では充分カルカルのフワフワだ。ただ、ボディがしっかりしているので不安感はまったくない。アメ車とドイツ車のいいとこ取りやんけ!

 エンジンは3.6L、V6。V8じゃないけど、サウンドは適度にデロデロとワルカッコイイ。ATはなんと10速! だけど燃費は高速道路を走って6.0km/L前後。意味わかんねぇ! それもまたアメリカン。石油がドロドロ湧いて出る国だから!

 ダッシュボードの木目は色調が安っぽく、若干古き悪しきアメリカを彷彿とさせるものの、本革シートはホールド性があってヨーロピアン! 質感も高い!

 装備はさすがに充実している。リアサンシェードは電動! リアサイドサンシェードは手動! 通信ナビは起動セズ! 立派なんだけどちょっと抜けている感じがとってもラブリー!

 ただ、お値段1000万円オーバーには頭を抱えた。こりゃ売れないわ……。そんなところもスキ!

*   *   *

【清水の結論】 今こそアメ車に乗るべきだァ!

 今、アメ車に乗る意味。それは、自動車の原点に若干でも戻るということではなかろうか!

 もちろん、現代のアメ車が時代遅れだというわけではない。ちゃんとアップデートされている。しかし、アップデートされてない部分もしっかり残っている。化石じゃないけど若干古典なんだよね。そこに萌えを感じる。

 なかでも萌えまくったのがコルベットだった。現代のスーパーカー(特にフェラーリ)に絶望すら感じていた自分にとって、それはまさに原点回帰!

 原点回帰した時にはもうモデルチェンジが近いわけだけど、そのモデルチェンジが超楽しみ! 最近、これほど近い将来のモデルチェンジにトキメキを感じたモデルはない! それくらいコルベットはステキでした。今さらホントにスイマセン。

 アメ車の魅力に気づくのは、いつだっていい。今からだっていい! 私は今日気づきましたウフフフフ~!

とうわけで、すっかりアメ車の魅力にハマった清水氏。グラサンが光る。次はアナタ!?

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