特に高速走行前にはチェックを!!
タイヤ以外で日常点検項目とされているものは、ブレーキ液や冷却水、エンジンオイルやバッテリー液、そしてウインドウォッシャー液の量のほか、ランプ類は点灯点滅するか、エンジンはスムーズにかかり、低速時や加速時にもスムーズに回転するか、異音がしないか、またウォッシャー液はワイパーの作動範囲にしっかりと噴射されるか、そのワイパーのふき取り能力は十分か、ブレーキペダルを目いっぱい踏み込んでもペダルが床につかず、踏みごたえも適当か、手引き式足踏み式のパーキングブレーキの引きしろ(踏みしろ)は適切か、など。液類の量については、実際に目視しないとわからないですが、その他はどれも日常運転するなかで気づくことができる内容ですね。
タイヤのトラブルは、前述もしたように高速走行時に発生しやすく、冒頭で触れた2022年度のJAFロードサービス出動理由(四輪)を道路別にみてみると、一般道路でのタイヤのトラブルが全体の約19%なのに対し、高速道路は約39%と2倍以上にもなっています。
なかには「車検受けてるから大丈夫」と考えている人もいるようですが、車検は最低限の基準をクリアしているかどうかを確認するものであり、次の車検まで安全に走行することができることを保証するものではありません。できれば1か月に1度程度、そしてタイヤに負荷のかかる高速道路などを走行する前には、タイヤの状態をチェックするようにしましょう。
コメント
コメントの使い方