絶滅危惧種と言われていたスポーツカーだが、2024年を皮切りに日本のスポーツカーは黄金の5年間を迎える。トヨタは2026年には次世代BEVプラットフォームを完成させ、新世代BEVを次々に投入していくと見られている。まずは挨拶がわりに2台のレクサスBEVがお目見えする!!
※本稿は2024年5月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部/写真:レクサス、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年6月26日号
■2026年の先鋒はレクサス
トヨタは2026年、次世代BEVプラットフォームを完成させ、ここから新世代のBEVを世に出していくことになる。切り込み隊長役はレクサスで、2026年には新型ISがBEV専用モデルで登場し、LFA IIのBEV版となるエレクトリファイドスポーツも登場。これまでなかったBEVスポーツを見せてくれることになる。
両車ともにスポーツBEVとしての走りの性能はもちろん、ソフト面でも飛躍的な進化を遂げることになる。2026年には開発中の車載OS「アリーン」がいよいよ実用化されるほか、最新のAI技術を活用したさまざまな新機能を投入して、次世代BEVをアピール。
純ガソリンターボと次世代BEVが競演する2026年。これはかなり面白い年になりそうだ。
■これまでの常識を変える次世代BEVスポーツとして登場:レクサス IS
次世代バッテリー、次世代プラットフォームを採用する新時代のBEVスポーツ。目標Cd値、なんと0.2以下という超空力ボディで、駆動力を前後100:0から0:100までコントロールできる電動4WDとなる。アリーンOSを採用するSDVとしても注目される一台だ。
■次世代BEVの大本命スーパースポーツ!:レクサス エレクトリファイドスポーツ
2025年に登場するLFA IIのBEV版とされるスポーツカー。次期ISと同じ次世代BEVプラットフォームを採用し、最新の4WDシステム「ダイレクト4」を搭載。BEV用MTを設定する可能性もある。
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