物凄く売れてます、ホンダフリード! 発売後1カ月で約3万8000台を受注し、月販計画の約6倍!! いいですね~。……でもね、正直、価格が高めじゃないですか? というのも、筆者が乗る先代フリード(MC前)のカタログを久しぶりに見て驚いたから。だって、「ガソリン車の最上級グレードが210万円」だから(安っ!)。さらに「188万円グレード」もあった。マジかぁ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、ベストカーWeb編集部
■売れ筋のe:HEVモデルは304万7000円。うむむ…高めかも(汗)
もちろん、車両価格が高めなのはフリードに限ったことではなく、最近はどのクルマも高めの傾向ですよね。原材料費の高騰に加え、安全装備や快適装備の充実、パワートレーンの進化など、車両価格が高くなる要因が最新のクルマに盛られていることはわかる。
……でもねぇ。コンパクトミニバン・カテゴリーの現行フリードの価格、一番安いグレードでも250万8000円ですよ(1.5L NA。FF・6人乗り)。うむむむ。
売れ筋のe:HEV EX(FF・6人乗り)は304万7000円で、さらにクロスターのe:HEV(FF・6人乗り)になると320万6500円!!
庶民がサクッと買える車両価格ではなくなっていると思う。つくづく……、立派になりましたね、ホンダフリード。
それで、この記事の主役は現行モデルではなく先代。何度でも言います。「ガソリン車の最上級グレードの車両価格が210万円」だから!
■最上級が210万円!! WR-Vの最廉価グレードとほぼ同じ価格
上に2代目となる先代フリード(MC前)のカタログページをスキャンした画像があるけど(画質が悪くてすみません…)、このG Honda SENSINGというグレードがガソリン車の最上級グレード。ちなみに、パワートレーンは現行型と同じ1.5L NA。
で、価格に注目してほしい!!
衝撃の「210万円」ですよ(FF・6人乗り)!! 先代フリードは2016年に登場し、筆者が購入したのもこのグレード。
装備でメインとなりそうな、15インチアルミホイールとナビはオプション設定だけど、車両価格210万円は安い! 現行N-BOXの上級グレードよりも安く、激安で今注目されているWR-Vの最廉価グレードとほぼ同じ価格。
当時の見積もり書を見ると、210万円の車両価格に15インチアルミホイールやナビなどのオプションを加え、税金などの諸費用もプラス。
一方で、13年乗った2代目ストリームの下取り価格が約7万円で、値引き額が約22万円(頑張りました。ふぅ~)。
そんな感じで「足したり引いたり」した結果、支払い合計金額は251万円也。現行フリードの一番安いグレード、250万8000円と奇遇にもほぼ一緒じゃないですか!!
ホントにもう……。つくづく数年前はクルマって今ほど高額じゃなかったんですね、と思う。いい時代じゃったのぉ(←遠い目で)。
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