■今でもあるぞオーバーヒート対応
現代のクルマでオーバーヒートが発生するとすれば、ウォーターポンプの故障かラジエターのトラブルで冷却水が循環していないので、安全な路肩などにクルマを寄せて直ちにエンジンを切る。
昔の対処法のようにボンネットを開けてエンジンをかけたまま冷やすなんてことをしていたらソク焼き付く。
ボンネットを開けると水蒸気が一気に出ることがあるので、充分に注意すること。また、エンジン再始動は避けてJAFなどを呼んで修理工場へ!
■まさかの愛車水没もあわてず対処すれば無事生還
ゲリラ豪雨によって地下道に水たまりができて水没、という痛ましい事故があった。クルマはマフラーよりも水深が深くなるとエンジンが止まってしまう。万が一冠水部に突っ込んでしまい「深い!」と認識したらアクセルを戻さずいっきに走り抜けてしまいたい。が、なかなかそうもいかないのが現実だろう。
エンジンが止まってしまったら、早く脱出したいが水圧でドアが開かない。理屈では室内まで完全に水没すれば水圧の均衡が取れてドアは開けられるはずだが、これはかなりの恐怖が伴うし、視界も遮られて非常に危険。
「自走での脱出不可能」と判断したら、電装系がやられる前に窓を開けて脱出するのが一番確実。万が一のために窓を割るための脱出用ハンマーを備えておきたい。
■自分で交換してはダメ!? 高速道路でパンク!!
高速道路上でのパンクの場合、ハザードランプを点滅させて速やかに路肩に寄せ、三角表示板を立てたうえで非常電話でJAFを呼ぶ。
ベストカーの読者なら自分でタイヤ交換くらいはできるだろうが、高速道路ではタイヤ交換中の事故が後を絶たない。とても危険なので、自分ではやらないこと!
JAFが来るまでは車内で待つのも非常に危険なので、ガードレール外で待機。
■愛車を少しでも高く売るには?
買い取り店は「需要」に応じて時々の買い取り価格が変動するので、最低でも5店程度に買い取り見積もりを依頼。
新車を買うのなら、案外、ディーラーの下取りが最高値ということもあるので、当然査定してもらうことも忘れずに。
人気車なら買い取り店、不人気車ならディーラーというのがいちおうの定番。
■省燃費運転の極意
メリハリのある運転をすることだ。
信号の多い街中なら、発進ではある程度深めにアクセルを踏み、短時間で加速してアクセルを戻すほうが燃費がいい。
また、2つ先の信号や先々の交通の流れを見て、無駄な加減速をしない運転を心がけるだけで大幅に燃費は改善される。
■愛車のキーを外出先で紛失!! どうする!?
ドアの解錠だけならJAFが簡単確実。会員なら無料でOK。しかし、キー自体を紛失してしまったとなるとJAFでもお手上げ。
ディーラーに連絡してキーを作ってもらうことになるが、休日や夜間では対応できないし、なによりもすぐに新しいキーを作れるワケでもないので出先ではキビシイ。
また、イモビ付きのクルマだと一部のカギ専門業者でないと対処できないので、業者を調べておくことだ。
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