2009年の日本導入以来愛され続けたアバルト500シリーズだが、2024年5月いっぱいでF595&695の日本向けモデルの生産をついに終了した。惜しまれる声を後にしながらも、もちろんファンサービスは欠かさない。サソリから日本への最後の置き土産はアバルトの創設75周年を記念する台数限定モデルだ!!
※本稿は2024年7月のものです
文:大音安弘/写真:ステランティス ほか
初出:『ベストカー』2024年8月10日号
■2024年7月3日発表!! アバルト695 75th Anniversario
最後を飾る限定車は、2024年2月に本国で発表されたアバルト創設75周年記念車だ。
内外装を黒で統一した高性能な695コンペティツォーネのMTがベース。外装には、サイドストライプやルーフデカール、専用アルミホイールなどのゴールドのアクセントを加えた。
内装では、サベルト製スポーツシートに専用刺繍が施される。
メカニズムでは、フロントブレーキには、トリブートフェラーリ以来となる大径フローティングディスクで性能が強化された。
世界限定1368台のうち、右ハンドル車が250台、左ハンドル車が100台導入される。価格は550万円だ。やんちゃで洒落たボーイズレーサーの最後を飾るに相応しい1台だ。
【画像ギャラリー】これで最後だなんて言わないでくれよ……日本への置き土産アバルト695 75th Anniversario(16枚)画像ギャラリー
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