日本が世界に誇る技術ハイブリッドシステム。トヨタが世界初の量産ハイブリッドであるプリウスを発売してから30年余り、進化のスピードは止まらない。今回は自動車オリンピック マラソンと題して、世界の燃費性能最高なクルマをランキング付けしていこう。
※本稿は2024年7月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年8月26日号
■トヨタ勢が表彰台独占!
世界で最も高度なハイブリッド技術を持っていて、それが普及している日本車の独壇場。栄えある金メダルはヤリスハイブリッドで、銀のアクア、銅のプリウスとトヨタ勢が表彰台を独占。THSの相変わらずの燃費のよさに驚かされるが、フィットの健闘も光った。
輸入車ではルノー ルーテシアEテックが25.2km/Lで圧倒的に低燃費で健闘するも、入賞するには日本勢が強すぎた!
●マラソン(燃費性能)
・金メダル:トヨタ ヤリスハイブリッドX:36.0km/L
・銀メダル:トヨタ アクアB:35.8km/L
・銅メダル:トヨタ プリウスU:32.6km/L
・4位:トヨタ ヤリスクロスハイブリッドX:30.8km/L
・5位:トヨタ カローラセダンハイブリッドX:30.2km/L
・6位:ホンダ フィットe:HEVベーシック:30.2km/L
コメント
コメントの使い方燃費性能というのは、空力性能と軽量化技術、そしてエンジン熱効率と全てが良くないと出ません
空力性能というのは専用SWを組み使いこなす技術力と、それを落とし込むデザイン能力や生成技術が高く必要
軽量化技術は超高張力鋼板やアルミ合金などを望む形に加工する技術、熱効率は=燃焼技術=エンジン技術力です
燃費がいいというのは車の一部分に思えますが、実は、車を支える土台技術全て高くないと成せない最難関なんです