3代目[コスモ]発売当時は衝撃が走った! [マツダ]の本気っぷりに感無量

■好き嫌いがはっきりと分かれるクルマ!?

どのクルマにも言えることだが、感じ方は人それぞれだ
どのクルマにも言えることだが、感じ方は人それぞれだ

 懸念された高めのギア比は谷田部のような全力加速、全力走行では問題ない。ほとんどレッドゾーン直前でめいっぱいとなるトップギアのレシオが、それを証明している。もっとも、これが40~50km/hの市街地ドライブとなるとそうはいかないのだが。

 全体として、ロータリーエンジンをまだ得ていないコスモはシャシの勝ったクルマで、安心して走らせることができる。

 特にブレーキは良く、最高速から一気にフルブレーキングするのだが、とても良い効き味を持っていた。現在のところコスモは胸のすくような加速を持つクルマではないが、充分に先発の高級スペシャルティカーに伍してやっていけるだけのものを持つ。

 問題は、その好き嫌いのはっきり分かれるスタイルにあるだろう。BCG編集部でも意見は明確に割れている。

 レパード、ソアラ、ピアッツァ、セリカなどそれぞれ目新しいラインで、それなりにバランスの良いスタイルを打ち出している。

 コスモは確かに強い個性を持つのだが、そのスタイル、特にグリーンハウスはやりすぎの感がする。

 この日、私は谷田部でほかのテスターが乗るコスモの走る姿を見て、大分見慣れてきたのだが、ピアッツァの美しく、しかもシャープな姿と比べるとどうもしっくりこないものを感じた。

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