【スイフト、e-POWER…】編集部員が乗った2017年の”ヨカッタ”クルマたち

■シオカワは賛否両論のシビックハッチ

 私が選んだのは新型シビックのハッチバック。いやー、このクルマふり返ると「否」が多めの賛否両論でした。

 「でかすぎる」、「シビックはNAであるべき」、「リアバンパーのダクトデザインがダサイ(同意)」などの文字がネットや自動車誌で踊っていたのです。

 実際プロトタイプに乗って思ったのは「日本のシビック」という概念を捨てるべきだなってこと。たしかにEKやEGに比べればバカみたいにデカイんだけど、それならフィットもあるじゃんと思う自分もいて。

 運転すれば1.5Lターボは軽快だし、ボディもガッシリしていて足がよく動く。サーキットでハイペースで走ると腰砕けするんだけどそんなシチュエーションは公道にはないし、気になるなら少しサイド剛性の高いタイヤにすればいい。

 批判的な論調が多いクルマだったけど個人的にはとっても好きな1台。タイプRではない普通のスポーツハッチバックで3ペダルを用意してきたホンダには拍手だし、車格からしたら280万440円という価格も納得しちゃいます。

 ただせっかくのいいクルマなんだから、もう少しちゃんと売ってほしいな。「最初は日本で売るつもりはありませんでした」なんてホンダの人に言われちゃうと、日本のファンは冷めちゃうもの。

乗り味は楽しい、そう思える1台です。若者に勧めたい!!
乗り味は楽しい、そう思える1台です。若者に勧めたい!!  

 あれこれ書きつつ、2018年ももっと楽しいクルマが出てこないかな……、なんて思いつつ日々業務に励む編集部員なのでした。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…