新型クラウンはどれだけ進化した?
実は旧型モデルも試乗したのだが、その差は歴然。特にボディ振動の少なさ、乗り心地など明らかに今度のクラウンは成長している。
今回比較に持ち込んだ欧州2モデルを圧倒的に凌駕したとは言い難いが、これまでにはないほどの期待が持てるまでになっている。明らかに勝負ができるまでになっているのだ。
TNGAの新開発プラットフォームの採用によって、これまでにあったハンドリングや乗り心地の緩さがかなり解消されている。
かといってピーキーなスポーツセダンにはなっておらず安心感の持てるものだ。欧州2車に対して特に評価できるのは、ドアマウントとしたドアミラー。
欧州2車はAピラーマウントなので、身体の大きな欧州人に対して小柄な日本人には側方の視界がよくない。1800mmの横幅、最小回転半径5.3m。
日本の路にフィットする国内専用車クラウン。今回のフルモデルチェンジはかなり濃厚な中身だ。
◆新型クラウン(2.5 RS アドバンス)主要諸元
・全長×全幅×全高:4910×1800×1455mm
・ホイールベース:2920mm
・パワーユニット:2.5L直4DOHC+モーター
・エンジン最高出力:184ps/6000rpm
・エンジン最大トルク:22.5kgm/3600-5200rpm
・システム出力:226ps
・JC08モード燃費:23.4km/L
・価格:579万9600円
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