■ルーテシアE-TECHエンジニアードも秀逸
一方の、より軽量なルーテシアも、E-TECHによるアシストが効いて、乗りやすくて身軽ななかにも力強さのある、このセグメントの量販モデルにはあまりない感覚を味わうことができた。
全体としては、E-TECHが常にシチュエーションにあわせて緻密な制御を行なっていることや、ハイスピード社会である欧州でも通用するよう、高い車速域でもしっかり電動駆動が機能していること、多少のクセはあるものの掴んでしまえばいたって乗りやすいことが印象的だった。
それでいて、他のパワートレーンを搭載するグレードとの価格差もそれほど大きくない。差額のモトを取れるほどの燃費の差ではないが、この新感覚の走りを味わいたい人はもちろん、ぜひ多くの人に目を向けてほしいと思う。
ルーテシアE-TECHエンジニアード専用の装備品としては、エクステリアではブリリアントブラックのフロント/リアエンブレム、ブリリアントブラックのフロントグリルガーニッシュ、ウォーターチタニウムF1ブレード、ウォームチタニウムリアバンパーフィニッシャーを装備。
インテリアはウォームチタニウムカラーのインサートやステッチが装備されたほか、さらにカーボン調のダッシュボードやドアトリム、アルミペダルを装備。
ルーテシアE-TECHエンジニアードの価格は379万円。ボディカラーはガンメタ系のグリシストメタリック、ブラック系のノワールエトワールメタリックの2種類。
コメント
コメントの使い方燃費25km/l台は実際すごいです。三代目プリウスの実燃費並ですから、国産ストロングHVに迫ってきたと言えます
とはいえ、過去にそのクラスの燃費を達成した国産HVはこの十年間、加速感の気持ち良さや自然な協調制御、記事のような徹底したエコ走行なしでも燃費が伸びる等の付加価値を伸ばしてきました
まだまだ国産HVに一日の長がありますが、こうして輸入車勢が脅かし、高いレベルの競争で更に伸びて欲しいですね
んじゃプリウスでいいわ。