■ハイブリッドにAVSの採用は無理じゃないけど……
そうなると気になるのがハイブリッドモデルにAVSを採用できないのかということ。こちらも主査の本間さんにお聞きした。
「物理的にはもちろんできます。ただハイブリッドとPHEVでキャラクターの差を持たせることでお客さまの選択肢を増やすことができますので、現状ではあくまでもPHEV専用装備としております」とのこと。
開発陣の皆さんと話をしていくうちに今回のクラウンスポーツPHEVでは2030kgの重量をネガとせず、逆にしっかり利用して、独特の重厚感の演出に繋げているようにも感じた。特にブレーキング時にその開発思考が顕著になる。
フロントのみならずリアブレーキの制動力も増強していることで、減速時の荷重変化もクルマ全体がグーっと吸い付くように沈み込みより一層の安定感を引き出しているのだ。
このあたりが欧州車と比較される所以なのかもしれない。購入の際にはぜひハイブリッドとPHEVを試乗してほしい。優劣ではなく好みで判断するのがクラウンスポーツのキモだ。
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